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聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
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サニーデイ・サービス『the CITY』感想

気が付けば6月になった。いやぁ早い。

さて、突然なんだけど、今回はサニーデイ・サービスの『the CITY』について語らおうと思う。

アルバム自体は3月14日にSpotify等で配信され、現在はLPも発売中。CD形態での発売は無く、配信かレコードのみの発信方法。

そんな『the CITY』なんだけど、感想を書こう書こうと思っていて気付いたら時間がどんどん経過してしまっていた。
というのも、何をどう書けばいいのか、中々まとまらなかったというのがあった。


『Popcorn Ballads』の配信も衝撃的だった。
突如20曲を超える楽曲が定額制サービスであるApple MusicとSpotifyで配信され、厳選の9曲が込められた『DANCE TO YOU』とはあまりにも対極線にあり驚愕した。

だけど、楽曲の一つ一つ自体は『DANCE TO YOU』からの流れを確実に汲んでいたし、発信方法こそビックリしたが慣れは早かった。その後、完全版として再構築され発売されたディスクも最高だった。

そして、今回の『the CITY』は確実に『Popcorn Ballads』の流れを汲んでいるわけで、配信自体はめちゃくちゃ驚いたわけではなかった。
ただ、1月に「3月にアルバム出します」と告知があった時はビックリしたし、3月になって「結局あれどうなったの?」と思っていたらまた突如配信されたのはビックリしたけど。

全18曲というボリュームは、勿論多いけど前作よりは少ない。
そういう部分でも驚きは少ない、筈だったんだけど、そのラインナップを見てちょっと目を疑った。

フューチャリングの多さだ!18曲中の7曲でアーティストを迎えており、さらにそのアーティストもちょっと独特なメンツでビックリしてしまう。


アルバムを通して聴く前に、Youtubeに公開されたMVを見た。2曲目、「ジーン・セバーグ」という曲のMVだ。

とにかく衝撃的だった。退廃的なその曲調も、MVの異様さも。
あまりにも奇妙過ぎて、ちょっと一抹の不安を感じた。この曲が一発目に披露されるって、このアルバムほんとに大丈夫か?という。

そんな不安を感じつつ、Spotifyでアルバムを通して聴くことに。

1曲目は「ラブソング2」。
この曲を聴いて、衝撃を覚えなかった人、この世にいるんだろうか?

第一声が《FUCK YOU》。歌詞の全部が《FUCK YOU》。
サニーデイの楽曲内では、一生聴くと思わなかった言葉だ。

しかもそんな言葉が、とても綺麗に歌われている。とても綺麗な音だ。それを考えると、このタイトルに入る“ラブ”の意味もなんとなく分かる気がした。

そして、そんな「ラブソング2」からの流れで聴く「ジーン・セバーグ」はまた違って聴こえた。
別に、MVで聴いた時に良い曲じゃねえと思ったわけじゃないんだけど、この無機質さが癖になる感覚をここで初めて覚えた。


ただ、ここからは、凄く個人的な意見になる。

前述の、一抹の不安が、少しだけ的中してしまった部分があるのだ。

実のところを言うと、このアルバム、通して聴いたのは3回ぐらいだ。だし、正直もうそんなに通して聴く気にはなれない。

それなら、このアルバムには否定的な意見なのか?と問われたら、そうとは言えない。
なんでかっていうと、このアルバムには、とてつもなく良い曲が紛れているからだ。

アルバム通して聴いたのは3回だって言ったけど、単曲で言うと、もう100回近く聴いている曲が何曲かある。


「甲州街道の十二月」と、「イン・ザ・サン・アゲイン」と、「卒業」。
特に「卒業」だ。

この曲に関しては、ここ数年の中でも最上級のクオリティだったと思う。
「卒業」は、再結成後のサニーデイの楽曲の中では一番好きかもしれない。

まず、「甲州街道の十二月」について語りたい。
この曲は、このアルバムの中でも特に再結成前のサニーデイを想起させる雰囲気がある。サニーデイの魅力である、綺麗なメロディだ。

詩世界もメロディも完璧にサニーデイだ。1番の纏わりつくような声も素敵だし、「ダ、ダ、ダ」と鳴るスネアから始まる2番も、大サビ前のノイジーになる展開も素晴らしい。

「イン・ザ・サン・アゲイン」は、Sunの「Do What You Wanna Do」のようなディスコファンクを彷彿とさせる、気怠いサマーチューン。
ボーカルに被せらせるロボ声のような高音ボーカルも気持ちいい。

さらに、公開されたMVも最高だ。バカ安っぽい。超チープ!
まさかのファミコンソフト「カラテカ」オマージュ。VHSテープのような合成もたまらなかった。

そして、なんといっても「卒業」。この曲は本当に奇跡みたいな曲だ。原田知世の「時をかける少女」みたいな、80年代歌謡曲を思わせる曲調。
ノスタルジックになるようなギターイントロと、リズムマシンのような軽い音のドラムがマッチして、凄く物懐かしさを感じる。

歌い方もとても繊細で優しい。《たいしたことはないのだけれど ドラムが胸の奥で鳴っていて》とそっと穏やかに歌う。
《あぁ 雨を待って太陽を目がけ飛んでいます》と歌うサビも凄く優美だ。《あぁ 季節は海》という言葉にもドキッとさせられる。

アウトロも幻想世界に溶け込んでいくようなトリップ感があり、スーッと清らかな気持ちになる。
「I’m a boy」や「桜 super love」、「はつこい」といった個人的名曲に並ぶ、とてもセンチメンタルな歌謡曲だ。


そんなわけで、その3曲はガッツリリピートしてるんだけど、それ以外の曲はあんまり聴いてない。

綺麗で優しい夜を歌った「完全な夜の作り方」、サニーデイでは珍しい「俺」・「お前」というワードを使って愛を歌った「熱帯低気圧」とかもたまに聴くけど。

それ以外の曲はあまり聴き返してないし、フューチャリング曲はほとんど聴き返してない。
強いて言うなら「さよならプールボーイ」ぐらいで、フューチャリング曲は正直グッと来た曲は少なかったかなあ。

でもそれは割と真理で、Twitterとか見てると、このアルバムを最高傑作!と唱える人はそこそこ居るんだけど、結局褒めてる曲はサニーデイ単体での曲なんだよね。
「23時59分」とか「ジュース」とか、譜割りもよくわかんない曲で全然わからなかったし、「すべての若き動物たち」のリミックスなんてさっぱりわからなかった。

ただ、このアルバムは、賛否両論ある時点で勝ちだし、むしろ否定的な意見を言うべきアルバムなんじゃないか?と思ってる。
評論家みたいな人が手放しに最高傑作だ!って褒めてるんだけど、それはなんだか違うんじゃないかって気になる。

あんまり聴き返す気にならない曲もいっぱい入ってるんだけど、アルバム全体としてのインパクトは強い。

そして、ストリーミング配信という媒体がこのアルバムに実に合っている。
気に入った単曲を自分でプレイリストを組んで聴けるし。そして、アルバム全体で気に入った人はレコードを買えばいい訳だから、凄く上手い発信のし方だと思う。


そういうわけで、『the CITY』に関しては、「怪作」という位置付けで置いておく。
名作や傑作という言葉で片づけたくはないし、怪作って言葉も所詮無理矢理当てはめたみたいな言葉で、一言で表しにくい。

ただ、これだけは言っておく。

ライブアルバム『DANCE TO THE POPCORN CITY』がめちゃくちゃ良い。
このアルバムは絶対みんなが聴くべき。賛否が割れるようなアルバムではなく、サニーデイ好きなら全員興奮するライブアルバムだと思う。

さらに、現在進行中の『the SEA』もなかなか面白いことになっている。
これに関してはガッツリ賛否両論分かれると思うし、自分も否定的な部分はあるけれど、とにかくその形態が面白過ぎて凄い。

そういう話は、また今度。『the SEA』が出来上がってからかなぁ。
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