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聖徳TAISHI

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聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
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KANA-BOON『NAMiDA』感想

KANA-BOONの『NAMiDA』が発売された。
一年半ぶりのニューアルバム。待ちに待った新譜だ。

そのタイトルとジャケットだけで、KANA-BOONが見せたい方向性がスッと理解できた。
KANA-BOONがきっと本当に推していきたい、“聴かせる”バンドサウンド。“踊れる”バンドサウンドも彼らの魅力だが、やはり真骨頂はこちらにある。

KANA-BOONの“催涙音楽”、とくと御覧ぜよ。


1曲目の「ディストラクションビートミュージック」はKANA-BOONらしい激しめのアッパーチューン。サビの突き抜けるような疾走感がとても気持ちよくなる。
その激しさをさらに増しながら「人間砂漠」。今までのアルバム2曲目「ワールド」や「机上、綴る、思想」などに通ずるヒリヒリするような楽曲。そのまま「Fighter」へと繋がっていく。

するとどうだ。今までの3曲とは全く違った毛色の空気に突如支配される。
「way back no way back」。まず、この曲のイントロを聴いただけで今回のアルバムが良作だと確信。
歌詞もメロディも前作の「グッドバイ」のようなセンチメンタルさを前面に押し出し、ギターソロも完璧の催涙性。

そのセンチメンタルさを受け継ぐように「バイバイハロー」。ツアータイトルにも引用された、感傷的ながらこれからの出会いに前向きなメッセージ性を感じさせる曲。
表題曲とも言える「涙」は、颯爽たる抜群のバンドサウンドに乗せて空知らぬ雨を歌ったKANA-BOON流失恋ソングの真骨頂。落涙のギターソロ。

アルバムは後半戦に差し掛かり、目覚めを歌った「Wake up」が空気感を一気に晴れやかにさせる。続く「Ride on Natsu」は、今アルバム一番の“バンドの新しい扉を開けた一曲”ではないだろうか。
どこか懐かしくも感じるポップサウンドが、夏の甘い匂いをあまりにも爽快に描き出している。ちょいダサなタイトルも最高だ。アウトロの夏の終わり感も良い。

「ラストナンバー」もまた、新しいKANA-BOON。歌詞にも登場する“童貞”が持つ甘じょっぱい感情で女性の妖艶さを歌った婀娜めいた一曲。アウトロのベースに悩殺される。
そして、ここで最後の2曲の引き継ぎ役を果たすように「バトンロード」。全シングルが最高のタイミングで挟み込まれている。

アルバムも終盤、光り輝く疾走感が最高の青春ナンバー「一番星」。イントロの駆け足のスネアドラムが心に刺さる。
目が眩むような夜空が目に浮かぶ、『Origin』で思い起こした初期KANA-BOON像をはっきりと取り戻した一曲。

アルバムを締め括るのは、「それでも僕らは願っているよ」。めしだの一件を受けて鮪が思いを綴ったこの楽曲は、日々の葛藤に対する希望を“涙”を添えながら歌う。
スパークしてるイントロといい、満天の星空のようなサビといい、まさにアルバムを締め括るにピッタリのナンバーだった。


全体を通して、感傷的な楽曲や爽快感のある楽曲が多く収録されている。
ツカミの3曲こそ激しめの曲に仕上がっているが、そこから先は途轍もなく心の琴線に触れてくるナンバー揃いだ。

「一番星」のような初期KANA-BOONを想わせる曲から、「Ride on Natsu」から「ラストナンバー」の流れのような新しいKANA-BOONの一面まで。
昔と今のKANA-BOONがぞんぶんに詰まった傑作アルバムだ。

バンドサウンドも、逞しい成長を感じた。自分のような音楽ド素人にでも明確に分かるような。

「way back no way back」や「涙」で猛威を振るった、全編通して感傷的すぎる古賀のギター。
「一番星」のイントロでの一点の曇りもないビートに、「Ride on Natsu」のサビ前の軽快なビートなど、心地よすぎるこいちゃんのドラム。

「ラストナンバー」のような怪作を縁の下の力持ちと言わんばかりに支える、力強いめしだのベース。
そして、喜怒哀楽を気持ちいいぐらいに綺麗に歌い分けてくれる、明朗と哀切を持ち合わせた鮪のボーカル。

このすべてが揃ってこそのKANA-BOONだ。

『NAMiDA』の“i”は目から涙が流れる姿を表しているらしい。
古賀が考えたらしい。疑わしい事実だが、本当にピッタリなタイトルだ。

とりあえず、みんな聴いてほしい。
騙されたと思って聴いてくれ。絶対に騙されないから。

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