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聖徳TAISHI

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聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
エレ片とエレキコミックとラーメンズとサニーデイ・サービスとKANA-BOONとクリープハイプが好きな人。
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サニーデイ・サービス『popcorn ballads』感想

先月、サニーデイ・サービスが突如アルバムを発表した。
そのアルバムはストリーミング限定・22曲85分と衝撃的な内容。

その衝撃感はまさにポップコーンの破裂のようだった。
popcorn ballads』、今のサニーデイを象徴するアルバム。

自分は正直若いけど音楽配信とかに疎い。
今回も毛嫌いしてしまって、詳細をあまり調べずスルーしていた。

6月末、配信サイトに登録さえすれば無料で聴けると知る。
自分は驚愕した。このボリュームのアルバムが無料で聴ける存在だったのだと。
その数日後、やっと重い腰を上げてSpotifyに無料登録。

30日に10時間?とかの制限があるようだが、それでも無料とはすごい。
有料会員になれば制限・広告無しになる感じかな。

とりあえず、何度か聴いてみての感想を書き綴ってみる。


アルバムはまず「青い戦車」で幕を開ける。
面妖なイントロから始まり独特な韻を踏んでいくAメロを経て、サビは一気に突き抜けるような感覚をもたらす。
YouTubeのMVも奇妙で面白い。MV中の曽我部氏はゾンビだ。

二曲目はヒップホップナンバー「街角のファンク feat. C.O.S.A. & KID FRESINO」。
オートチューンをかけた曽我部氏の声がとてもカッコイイ。
歌詞も曲調も美麗なサビと、ドープなラップがマッチして最高。

そして、浮遊感の中にギターのカッティングが引き立つ「泡アワー」。
その曲調は、その清涼感のままに「炭酸xyz」に引き継がれていく。

夜空みたいに不穏のようで綺麗な「東京市憂愁(トーキョーシティブルース)」。
そこに突然アコースティックな「きみは今日、空港で。」が放り込まれる。
どこか懐かしい雰囲気で、アウトロのスキャットが良い味出してる。

「花火」は大瀧詠一のナイアガラサウンドそのものだ、と評されている。
自分はそこら辺あまり詳しくないんだけど、最初に聴いた感想は「LOVE ALBUM」に入っていそうだ、というものだった。
この曲に、一番解散前のサニーデイらしさを感じた。

そこからインディーズのデモのようなド直球ロックンロール「Tシャツ」に繋がる。
このアルバムはどこに向かうのか?とにかく良い意味で右往左往。

ナンバーはまだまだ目まぐるしく変貌を遂げる。
ジャジーでアダルトな雰囲気を醸し出す「クリスマス」。なんとなく雪景色を小洒落た照明でライトアップしてるような情景が浮かぶ。

何と言っても「彼女の名前はクリスマス」という斬新な歌詞。
そんな歌詞がリフレインされるサビは大注目ものだ。個人的パンチライン。

「金星」はエレキコミックの「金星!!」OP曲で、劇場で聴いた時から好きだ。
光輝を予感させるドラムで始まり、燦爛たる光を放つメロディ。
今アルバムで「クリスマス」からの「金星」が一番良い流れだ。

ここで、インタールードの役割を果たす「heart&soul」が挿入される。
すると情熱的なギターがジャカジャカと掻き鳴らされる。「流れ星」が煌く。

「すべての若き動物たち」はファンクチューン。
「どっか行こう」「何処へ」のリフレインで吸い込まれそうになる。

「summer baby」は、夏の気怠さも夏の美しさも一緒くたに曲に仕上げている。
どこかチープだが味わいのあるシンセとリズムトラック。
そこに夏の風のようなギターとボーカルが乗る。夏だ。サニーデイの夏だ。

そして、弾き語りのデモテープそのものの「恋人の歌」。
優しさに包まれていくような気持ちを起こさせる「ハニー」。
異空間のようなミニマル・ミュージック「クジラ」、と続いていく。

ここで再びファンクチューンに回帰した「虹の外」、一部始終最高なナンバーだ。
エレクトリックベースが響く。ファンキーなボーカルが絡まり合う。
なんだこの名曲は。この曲がナイトクラブにいつまでも轟いていてほしい。人々はきっと無機質に踊るだろう。

20曲目を目前にして、表題曲「ポップコーン・バラッド」。
ギターとオルガンのみの簡素なサウンドに乗る郷愁的なボーカル。
そして20曲目は澄み切った空気感を放つ「透明でも透明じゃなくても」。

その透明感を断ち切るようなギターのノイズで始まる「サマー・レイン」。
夏の雨で何もかも洗われるようなそんな雰囲気で、「そろそろ生まれ変わりたいような気分さ」と締め括る。

しかし、本当に22曲85分の大作を締め括るのは「popcorn run out groove」。
ピコピコ音に乗せられた「サマー・レイン」のサビが彼方に溶け込んでいく。


なんとも一言で語り辛いアルバムだ。
「筆舌に尽くしがたい」という逃げ道ワードを使わざるを得なくなる。

とにかく異常なアルバムだ。
何の告知もなく突然現れ、聴いた者の頭のしっちゃかめっちゃかにしてしまう。

音楽的な方向性は近いかもしれないが、「DANCE TO YOU」とは真逆だ。
50曲以上の候補がありながら、9曲まで絞りに絞った「DANCE TO YOU」とは。
今作は何もかもごちゃ混ぜにした結果出来上がった怪作であり快作だ。

サニーデイは今でも音楽の先頭に陣取っている。
この探求心がいつまでも絶えないと思うと曽我部氏の凄さを痛感する。

とりあえず、22曲の精鋭たちの中から「summer baby」のMVを貼り付けてみる。
恐らくリード曲は「青い戦車」だが、敢えてこちらを。



このアルバムに関しては、「頭がおかしい」と評したい。

勿論誉め言葉。いや、もはやそのままの意味なのかもしれないが。
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