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聖徳TAISHI

Author:聖徳TAISHI
聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
エレ片とエレキコミックとラーメンズとサニーデイ・サービスとKANA-BOONとクリープハイプが好きな人。
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『キングオブコント2016』感想

一年に一度のコントの祭典、キングオブコント2016が今年も無事に終わりました。

昨年から審査制度と同時に雰囲気もだいぶ変わったKOC。
特に昨年のKOCは、雰囲気の突然変異が相まって番狂わせの連続。
準決勝で爆発したコント師が軒並みウケず、優勝は全くのノーマークだったコロコロチキチキペッパーズといった、とんでもない決勝となった。

審査は概ね納得だったが、正直満足できる内容の大会ではなかった。
終始空気は重たかったし、KOC2014までとはかけ離れた大会になってしまった。

「もしかしたら、今年もそんな大会になってしまうのだろうか…」

純真無垢に決勝を楽しみにしてた去年とは違い、今年は正直一抹の不安を抱えつつ決勝の日を待つ事となりました。


そして、一昨日行われたキングオブコント2016。
万全の態勢で鑑賞。久しぶりに4時間もテレビにかじりついた。
…杞憂でした。面白かった。本当に面白かった。

そりゃあ客の反応に不満が無いかと言われれば、ちょっと嘘になりますが。
でも、去年よりは客の重さが絶対に改善されていたし。
審査員席の配置の変更、前説、マイク増加のおかげかしら(最後のは憶測)。

そういうわけで去年より暖かい空気の中行われたKOC2016…。


結論から言うと、今年の優勝者はライスでしたね。
番狂わせ。二年連続で思いもよらない事が起こりました。

勿論ライスのコントの腕は知ってたけど、いかんせん地味なコンビですし…
ましてや順番が10番目だと聞いて、正直あまり優勝の可能性はないと思ってたんですが…
とにかく面白かった!!見せつけられた!魅せつけられた!

というわけで、僕も審査制度同様100点満点で今回の精鋭達のコントに点数をつけていきたいと思います。
あくまで僕の意見ですんで、変な事言ってても気にしないでね。



ファーストステージ

しずる 【突入】   89点
良くも悪くも、“基準”みたいなコントになってしまったかなぁ…トップバッターとしての役割は果たしすぎたぐらいに果たしたけれど、このコントが6位になってしまったのは非常に残念。しずるらしい設定と二人の絶妙な演技は本当に見ていて心地良く笑えたけど、過去の名作「シナリオ」や「能力者」は超えてこなかったかな、という印象。正直池田が電話に出たあたりで「誰もいない」事になんとなく気付いちゃったけど、なんとか4分持ち応えた。このコントはオチがかなり綺麗。二人で笑い合い、まるで良い話のように収束するこの世界観。音楽が流れ始めたあたりでもう少しザワザワ笑いが起こっていいのになと思ったが、トップ故の弊害か?二つ目も見たかった。

ラブレターズ 【野球拳】   86点
見ていて楽しかった。でも、コントとして評価をしようとなるとどうしても低くなってしまって仕方ないかなぁ、と思う。このコントは溜口のあまりにもテンションの高いアクションと歌い方、それに尽きる。「西岡中学校」の時もそうだったけど、手数が少ないので出オチ感が否めないんですよねえ。それと、野球のルールを知らない人はあんまり笑えないかもね。実際自分も分からんので。でも、面白かったですよ。このコントが最下位って事が今年の高クオリティさを象徴してるとも言えるんじゃないかなあ。普段のラブレ(特に溜口)を知っているとより面白さが倍増するコントなので、従来の審査方法ならもう少し点数は高かったかも?順番にも左右された気がする。

かもめんたる 【遠距離恋愛】   90点
かもめんたるのネタを多く見ているわけではないので定かではないけど、かもめんたるの中では珍しいタイプのコントなのでは?ワードセンス推しではなく、発想と見せ方だけで突っ切ったコントだった。う大は言葉をほぼ発さず“念”によるアクションだけで演技をして、槇尾が主導でコントを進めていく形は新鮮で面白かった。通常の対話劇ではなく、トオルとの槇尾の会話のみが台詞となって表れてるのも面白い。見せ方としてはラーメンズの「現代片桐概論」に少しだけ近いかもしれない。そして極め付きは終盤の「糸の切れた凧」だと思っている。槇尾の「糸の切れた凧って何!?」というツッコミはトオルの発言に対するツッコミだけど、そのトオルの発言はこちらの発想力に委ねられている。流石。

かまいたち 【監禁】   92点
これは去年の大会で改めて思い知った事だけど、“天丼”というのは本当に奥が深い。そして、このコントは天丼を見事に使いこなしている。天丼が目的不明の狂気と絡められて良い味出してる。首が落ちるマジックをこれだけ色々な見せ方出来るのは凄い。「下がりしろ」のくだりとかバカだなー良いなー。後、やっぱり山内の怒りが面白いよね。珍しく山内がツッコミだったけど、見事にハマってた。そして何と言っても最後。一週間これを見せられ続けて恐怖の感覚を失った山内が、ついに濱家の正体を見破ったと思いきや全く知らない人であり史上最大の恐怖を覚える。いやー面白い。最初の首が落ちた瞬間に客に引かれてるのだけが残念。そんな程度で引くなよな!

ななまがり 【ナス】   91点
あまりにもバカすぎて、あまりにもしょうもなさすぎて、結構笑ってしまった。好きです。確かに松っちゃんの言う通りもっと裏切りが欲しかったという気持ちはあるけれど、「ナス持ち上げる時だけ左利きだよ」というフレーズを思いついた時点で常軌を逸していたので、これぐらいベタでも良いのかなと思った。あと、個人的に初瀬の顔と声のデカさがツボです。このバカバカすぎる世界観に、絵に描いたように似合ってる人だよなぁ。最初の下りで「なんなんだこの人ぉ!?」と必要以上に騒ぎ立てる初瀬に違和感を覚えてしまうと入り込めないんだろうな。緊張してたのか、若干そわそわしてた感があったのは否めなかったけど…。「ネギにまたがっても飛べないよ」と、オチの「ナス磨き続けて50年じゃよ」もバカで良いなー。オチは「ネギに~」のほうが良かったって意見も聞くが、自分はそうは思わないなー。

ジャングルポケット 【トイレ】   87点
今年も唯一のトリオ枠として、トリオならではのコントだ。ジャンポケならではでもなるし。前半部分は、斎藤を意にも介さない太田と異常な状況にすぐに慣れるおたけの狂気を前面に押し出し、その後サプライズだったという流れでその狂気が意図的だったと納得させる。だけどもそれはそれで狂気的。不思議なコントだ。個人的には、自撮り棒を前面に伸ばして撮影した写真を斎藤に見せるくだりが大好きだ。ただ、最初がロッチの「フィッティングルーム」とやや甘被りしてるのは気になった…まぁ、そこまで気にすることではないように思うが、去年の藤崎二本目のこともあったし…

だーりんず 【結婚前夜】   90点
“童貞”という題材とほとんど女性の観覧客が上手く噛み合わずあまりウケなかったが、良いネタですよ。題材とウケ量だけで判断して批判してるヤツは大馬鹿者だ!りんすの「童貞や!」で客がサーッと引いてしまった感じがあって凄く腹立たしかった。何を引くことがあんねん!コントやぞ!そんなわけで取りこぼしてしまったボケも幾つかあったけどどれも秀逸だと思ったし、童貞連呼してるのにどこかハートフルなコントに仕上がっているし。りんすの演技が本当に素晴らしくて、特に「やかましいわ!」は秀逸すぎる。こんな形の父子の友情ってあるか。超イルなコントだ。個人的にはオチも好きです。あんまり笑いには繋がらないけど。それでも、ちょっと哀しくてハートフルでバカバカしいこのコントを収束させるオチとして物凄く好きだ。

タイムマシーン3号 【カツアゲ】   87点
流石漫才師といった感じで、盛り上げ力が凄い。流石エンターテイナーと言った感じで、宴会芸のような要素も含んで見事にコントに昇華した感じ。発想ではなくインパクトでコントを作っている。棒金のくだりとか好きだ。小銭を出すカラクリだけに頼らずボケもしっかりしてる。ただ、オチの昔のお金が転がってきて押しつぶされるシーンで、山本のアクションがワンテンポ遅いのも惜しさを感じる。正直オチ自体が蛇足だったかなー世にも奇妙な物語のBGMが流れたところでフェードアウトでも良かった気がするし。もっとやりようがあったように感じた。でも良いコントだった。

ジグザグジギー 【ハエ取り名人】   83点
うーん…ジギーの悪いとこ出ちゃったなーって印象だった。最初は良いのに。握力の二の舞とまではいかないけど、リズムに乗るくだりは握力を彷彿とさせた。自分で考えた設定に上手く乗り切れず、「Superfly」がスルーされたりウケも微妙だった。でも最初のハエ食べちゃうとことか、「衛生面大丈夫ですかー?」とかは好き。オチは…うん。半ば諦めていた準決勝の時の方が良かったって聞くし、ジギーはもっと気を抜いてコントやったほうが良いのでは。後、ライスじゃなくてご飯って言えよ!次に出てくんだから!どんぶりだし、ご飯でしょ!

ライス 【命乞い】   94点
奇しくもしずるとライスの同期ライバル対決となり、正直しずるに軍配が上がるかと思っていたが、コントが始まって間もなくライスの勝ちを確信した。まさか10番目にこんなコントが飛び出すとは全く予想だにしなかった。ましてや、こんな地味な感じのコンビが!失礼だけど!「時計くれい」、「その3倍くれい」、「女紹介してくれい」と着実にウケを取って、サラッと「肩揉んでくれい」で爆笑を掻っ攫う構成は非常に良く出来てた。「そうだな、テーマは秋だ」なんてワードも凄かった。ワガママのエスカレートが良い具合にハマって、とにかく右肩上がりなコントに仕上がっているから凄い。オチも綺麗だし。特に尻すぼみに終わったジギーの後だと際立つ。もはや、今までの9組がライスのフリになっちゃったみたいなもんだなー。トリでこの面白さは皆意表を突かれた筈だし。ビジュアル的にも地味だし!(何度も失礼、本当にスミマセン)


ファイナルステージ

かもめんたる 【冗談どんぶり】   92点
やべえ。このコントやべえ。てか、う大やべえ。フル尺で見たらもっとやべえんだろうなあ。好き嫌いははっきり分かれるだろうけど、僕はこのコントが愛おしい。とはいえ、はっきり言うと前半部分は展開的にもそこまでときめかなかった。“冗談どんぶり”というフレーズにはかもめんたるらしさを感じたが。問題はう大がヒッチハイクで乗せた若者を冗談で精神的に追い詰める“性癖”を持つ人間だと判明してからだ。かもめんたる史上、いやKOCの全てのコント史上もっとも狂気的と評しても過言ではないレベルのコント。それまでそこそこ平和だったコントのムードをあそこで一気にひっくり返すのも凄い。わざと人通りの少ない道選んでるとか、客を引かせようとしてるとしか思えないボケも最高だ。う大は本当に心の底から頭がおかしいと思った。褒め言葉。エンジンがかかるのがやや遅めだったので、審査員の点数は妥当だし自分もそれぐらいの点数をつけようと思ったが、愛おしすぎた。お笑いの教科書では計れない良さだ。

タイムマシーン3号 【演劇】   90点
このコントは、漫才の作り方に限りなく近いと思う。大喜利的と言うのかな、去年のM-1でも披露した「太らせる漫才」とスタイルが近いと思う。「演劇やった事ないと言う癖に本読みがめっちゃ上手い」という発想自体は割と思いつきやすいもので、そこからの大喜利で言うところの“回答”が鍵を握ってる。そしてそれがエスカレートして、演技なのに大勢の声が聞こえたり血が出たりする。特に、血が出た際の「悲しくないのに涙って出るじゃん」は秀逸ですね。一瞬血で引いた客を引き戻した。これはオチも割と好き。同業者やコアなお笑いファンは発想重視になりがちなので、従来のKOCではあまり評価されなかったかもしれない。そういう意味では審査員変更のメリットを体現するコントとなった。あくまでもこのコンテストは「面白いコント」を選ぶだけだからね。

かまいたち 【ホームルーム】   93点
1本目とボケ・ツッコミを交代、本来のかまいたちスタイルで挑んだこのコント。話には聞いてましたが良いコント。このまま優勝も有り得るかもと思った。最初は賭けに出た給食費泥棒だった山内が、次第に先生と目を合わせて勝手に自白するというただの頭がおかしいヤツになっていく様は凄い。山内の顔と怒りの演技、天性の才能だ。特に終盤の給食費を落とすくだりはめちゃくちゃ笑った。「履く派やん…」もめちゃ好きだ。あと、誰しもこのコントで某制服泥棒のキングを思い出しただろうな…でもそんな事は関係なく純粋に笑っちまいました。これも微妙に引かれてるシーンがあるのが残念。そういう意味でも改良の余地はあったのかも…しかし、ボケ・ツッコミ変更してどっちもハマるって凄いなあ。去年のロッチが成し遂げられなかったやつ。

ライス 【クレーム】   93点
良いコントだなーおい!畜生!一つ目にあんなに面白いコントやっちゃったのに、まだあったのかよ!無名だったためにネタの消費が少ないだけの事はあります。とにかくネタバラシ部分が最高だ。上手すぎる。コント開始時の音と明転時の状況で見る者を錯覚させ、ネタバラシ部分で一気に全員の理解を一気に崩す構成には脱帽。まんまと騙された。そりゃ騙されるよ。先程タイマ評でコアな人が発想重視になりがちと書いたが、このネタバレの爆発力には一般視聴者層も「ほう…」と唸るものがあったのでは。そしてネタバラシ部分の爆発で終わらず、しっかりとあの手この手で笑いを取る。というか、何なら最初の発想だけで乗り切っているコントだ。そういうコントって大抵尻すぼみになっていく傾向にあるのだが、このコントは見事に4分にきっちり纏まっていて最後まで最高だ。オチの暗転間際の関町の自分のズボンを見るジェスチャーが好きだ。このコントの途中で、ジャンポケの二本目がどうであれライスに優勝してほしいと思いました。

ジャングルポケット 【余命三分】   89点
良いコント…だけれども、やっぱり似たり寄ったり感が否めない気はするなぁ。一本目よりもトリオである必要が失われてたし、一つ一つのボケもウケはするけど爆発まではいかず、やや掴みどころがない。ただ、30秒余るというくだりは大好きだ。バカバカしいなー。あの展開は結構予想を裏切ってくる感じで良かった。でも全体的に見ると普通のコントだったな。オチも安易だったしね…あれ以外にどうオチつけるんだって言われたらそれまでだけど。正直予想通りだったし。でも、トリのコントとしてはかなり良かったですよ。去年のロッチ現象にならなくて良かった!



といった感じですかね。結構長くなっちゃった。筆が乗っちゃった。

今年は全体的に良い空気でした。明確にスベったコントもなかったですし。
ただ、やっぱりKOC2014以前と比べると観覧客の質が落ちたなぁと…
いや、その時は芸人がいたから気にならなかっただけで、観覧客の質が落ちたわけじゃないのかもだが。

かもめんたるの狂気に対しての悲鳴はまだしも、しずるやタイマの血とか、かまいたちの最初の首落ちるシーンとか、ちょっといちいち悲鳴上げすぎじゃない?っていう。
他の人も割と言ってたけど、確かにあれは煩わしかったですよ。

でも、まぁ去年よりはマシでした。去年は本当にひどかった。

個人的には、敗者コメントの名言はやっぱしずる池田の「関係ねぇ、二本目やってやる!」ですねえ。
池田は良いコメント残すよなー、「俺達の勝ちだ!」も良かった。
あと、かまいたち山内の「優勝ですか?」もずっと面白かった。


ライス優勝が決まった瞬間、つまりはジャンポケの点数がライスを下回った瞬間ですが、ジャンポケには申し訳ないけど思わず立ち上がって手を叩きました。
物凄く感動が込み上げた。別にライスを追い続けてきたわけでもないのに。
それなのに、まるでずっと応援してきたみたいに感動した。図々しいですが。

後輩のシソンヌが2014年に優勝したのを見て奮起。
同期でライバルのしずるを倒し、そしてテレビでの活躍で大きく負けている後輩ジャングルポケットを見事降した。

まるでドラマみたいだ。ドラマよりドラマみたいだ。
事実は小説より奇なりという言葉は、本当に的を射ている。


今回の優勝でライスが売れるかどうかは分からない。

何度も言うが地味なビジュアルだし、平場で活躍できるかも未知数だ。
でも、少なくとも、キングが地味じゃダメな理由なんて一つもないんですよ。
その瞬間一番面白かったコント師、その称号を得ている時点で勝ちですから。

今年はかなりの大接戦で、誰が優勝してもおかしくはない雰囲気だった。
だけど、ライスの優勝は一番感動的で驚異的だったと思う。

ライスのお二人、本当に優勝おめでとうございます!!!


あぁ後、去年の感想の最後に「過去の大会の感想も書きたい」とか言っておきながら、一切書いてませんでした。
ええと、機会があれば書きたいと思います。気が向いたら。多分。
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