久しぶりにアルバムの感想を書いてみようと思う。
「ゲスの極み乙女。」の1st Full Album、
『魅力がすごいよ』の感想を。
ゲスの極み乙女。は、今まで自分が好きになったバンドとは一味違うバンドだ、という事をこのアルバムで確信した。
いや、本当はかなり前に確信していたんだけれど。
でも、改めて確信したという意味で、そうなんです。
まずは曲以外の事の感想なんだけど。
歌詞カードがすごい凝ってるなあ、という印象。
ダウンロードでは手に入らない歌詞カードは、CDならではの特典だと思う。
ゲスくん可愛いなぁ。バンドのマスコット(?)的存在の中では一番好きだなぁ、ゲスくん。
で、曲。
全11曲をぶっ通しで聴いて、やっぱり変わってるバンドだなーって思った。
ゲスの演奏技術は、ここ最近のバンドではかなりすごい方だと個人的には思ってる。
川谷絵音はボーカルギターにしてはかなりの技術だと改めて感じるし。
休日課長のベースは自分の知ってるバンドの中では一番かっこいいと思ってるし。
ちゃんMARIのキーボードもすごい。ゲスの世界観を形成してる。
ほないこかのドラムもバンドの心臓としてしっかりと機能してる。可愛い。
いやー、すごいバンドだな。よくこの四人集まったな!すごいよ。
『列車クラシックさん』や『ruins』、『アソビ』のような少し変わった楽曲も、ゲスの魅力。
『列車クラシックさん』はラヴェルの水の戯れがモチーフだしく、『サリーマリー』はショパンの子犬のワルツ。
楽曲解説のほうでも見たけれど、どうやらクラシックが裏テーマらしい。
やっぱりキーボードがいるって強みだなぁ。
『デジタルモグラ』、『猟奇的なキスを私にして』は既に幾度となく聴いていたけれど、やっぱり良い。
本当に間奏がかっこいいバンドだよね。
『ラスカ』、『星降る夜に花束を』、『光を忘れた』など、ゲスの曲はほんとにメロディアス。
音楽に関する語彙が少ないもんで上手く言い表せないけれど、本当に、すごいよ。
『bye-bye 999』はアルバムを締め括る曲らしく、少し物寂しい雰囲気の曲で。
ストリングスやコーラスがかなり映えてる。
そして、個人的に一番響いた曲は『crying march』。
イントロから一気に引き込まれたのは久しぶりだ。ゲスの曲では『キラーボール』以来かな。
割と自分は、聴けば聴く程好きになるタイプなんだけど、この曲だけは一目惚れ。一耳惚れ?
個人的には『デジタルモグラ』と対になってリード曲にしてもいいと思った。
総括して、『魅力がすごいよ』というタイトルを裏切らない魅力だった。すごい!
美しく仕上がった音楽性、川谷絵音の感情でしっかりと形成された世界観。
本当に粗探ししようとしても欠点がないバンドだよなぁ。いや、粗探ししようだなんて思った事はないけどさ。
自分はまだにわかのため、ゲスの極み乙女。のCDを買ったのは実は初めて。
でもこのアルバムを聴いて、全部揃える気になった。買おう、これはもう買おう。
以上、音楽の知識をあまり有さず語彙も少ないけどとりあえずこの感動を伝えたい聖徳TAISHIの
『魅力がすごいよ』の感想でしたー。
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