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聖徳TAISHI

Author:聖徳TAISHI
聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
エレ片とエレキコミックとラーメンズとサニーデイ・サービスとKANA-BOONとクリープハイプが好きな人。
気まぐれにブログ更新してます。

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ザコシ個展に行ってきた

今日は急に思い立って中野に行ってきました!

というのも、目的は中野ブロードウェイ・墓場の画廊にて開催されているハリウッドザコシショウの個展に行くため!
その名も「中野ザコシのルンちゃんペンちゃんごきげん個展」!バカひどいタイトルだ!

雪が降ったやなんやで行けてなくて、気付けば今日が個展最終日。実は半分行くの諦めかけてたんですが…
急遽行くことを決意。思い切って初中野デビュー。


とにかく電車に疎い自分は必死でアプリで乗り換えを調べ、1時間ほどかけて中野へ…
多少迷ったりもしたけど、無事に滞りなく着きました。しかし、埼玉から東京って割と近いよねー当たり前だけど。

そして驚いたのが中野駅前のポケモンの出っぷり!めちゃくちゃ出る。池袋とか下北沢とかより全然出るじゃん!

そんなことをしていて、駅に着いてから20分近く中野ブロードウェイに着けずにいた自分…
商店街をただ真っ直ぐ歩けば着くものを、よくこうも寄り道しながら行ったなと。

そして肝心の中野ブロードウェイがヤバすぎる。あんな場所があったなんて。なんで誰も早く教えてくれなかったんだろう。

まんだらけもバカでかいし、とにかくマニアには垂涎ものの店の多さ!レトロ的なのも多いし最高だ。
で、早く着きすぎて画廊はスタッフの休憩時間だったので適当に暇潰し…


15時。画廊が再開し、個展鑑賞!

ザコシがチラシや動画のために描いた絵がズラッと並ぶ。
そして、「やんべえ」を筆頭に、ザコシが今まで仲間たちと行ってきた軌跡のチラシなども大量にあってDOPE。

インスタ蠅コーナーは、一人で来たので撮影断念。一人寂しく、誰も映らぬ「ザコシの南海ホークスは今!?」を撮影…

グッズはG★MENS Tシャツ、Hollywoodのデザインがあしらわれたスマホカバー&パスケース、ものまね大連発ノートを購入。
本当はHollywoodデザインの白黒Tシャツが欲しかったんだけど、赤黒しかなかったのでG★MENSにしてみた。

今日は18時からザコシ本人が立ち寄ってたみたいだが、残念ながら時間的に全く被らずその場には立ち会えず…
店員さんにも「18時からザコシさん来ますよ!」と優しく声を掛けていただいたのですが、名残惜しくも墓場を後に…

感想コーナーがあったので、「バカひでえね。ゴース!」と書き遺し、帰宅。


初めて行った中野。いやーもっと滞在したかったな。
たまに来よう。商店街にBIGマリオっていうレトロゲーム屋さん?もあって面白そうだったなー。

なんだかんだ、一人で電車で東京に来るのが出来てる俺、凄い。
あんなに出不精だった俺が!よくもまぁ、一人で外出してるよ!しかも遠出。素晴らしい!みんな褒めていこう!

ただ今凄く気がかりなのが、父親がインフルらしく、もしかしたら自分も感染しているかも…

そんなこと考えだしたら、病は気から的な感じで具合悪く感じてきたー!嫌だー!うつってないでくれー!
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『エレ片 新コントの人』感想

『エレ片 新コントの人』を観た。

2年ぶりとなる「コントの人」開催。しかし、ただの「コントの人」じゃあない。何せ、“新”なのである。

今回は東京のみの開催とあり、ライブ開催期間も短い。数日前に始まったと思ったら、もう明日で終演。
一瞬で過ぎ去ってしまうそれは、だからこそと言わんばかりに純度の高いものになっていた。

初日から数日経った今日の昼公演。きっと、本来あった形から進化を遂げていたことだろう。そして、今はまだ進化途中。
きっと自分が観た昼公演と、今日の夜公演でもだいぶ違っただろう。さぁ、千秋楽はどうなっていることか。


さて、新と銘打った今回だけど、全てが一新されている訳でもない。
当たり前といえば当たり前だけど、従来のコントライブと雰囲気は一緒だ。

『コントの人10』DVDの副音声でやつい氏は、「三人のコントライブはこれで終わりにしよう」との旨を発言していた。
「これからは別の演者をコントに加えてのコントライブを行いたい」というチャレンジ精神が伺えた。

しかし、新と銘打った今回も結局三人だ。

両国国技館で行った合同コントで満足したか、或いは副音声での発言はその場任せの思い付きだったか。

何にしても、結局三人が一番良いってことなのだ。

個人的にコントは、極めた時一番良いバランス編成が三人だと思っている。
三人コントは台本作りも意思疎通も二人より難しいが、一度極めてしまうと、二人コント師には辿り着けない境地を見せる。

エレ片のコントも、そういった境地に居るんだということが、今回のコントライブでまた一つ確信に変わった。


ただまぁ、当然“新”なんだから新しい面もある。

このままじゃ「新って言ってるくせに全然新しくねえ!」という意見かのように思われてしまう。
そんなことないのです。今回のコントライブは新なのです。

細かいことはまだ終演してないので言えないけど、個人的に今回のコントの幾つかには衝撃を受けた。今まで、エレ片コントライブでは受けたことのない衝撃感だった。まさに新コント。
特に一個、今まで見たことないタイプのコントがあってビックリした。ただ笑えるだけではなく、様々な謎を残すようなそんな感じのコントが。

ライブ全体の演出方法にも少し変化があって瞠目した。フライヤーを基にした、全体的な統一感があった。

映像はいつもの通り、最高に面白かった。だけれど、特に今回の映像はいつも以上にウケていたなあ。会場がぶっ壊れるかと思った。

そんな映像も、今回のOP・ED映像の音楽を提供してくれているのは馬喰町バンド。
民俗音楽を再構築・脱構築して新たな音楽を作り出す不思議な集団。「シャキーン!」番組内にも楽曲が使用されており、恐らくその繋がりもあったと思われる。
これがまた最高で、今回のライブの真新しさにさらに拍車をかける要因となっている。あー早くまた聴きたい。

会場には、赤坂レッドブルボックスカートレースで使用された“アンガーマネージャー片桐号”の展示もされています。そこだけは写真撮影OK。
グッズも良い。シンプルなデザインで着やすいからかパーカーが人気だったらしいけど、サイズが無かったことと予算の都合もあり購入は断念…
とはいえ、一番欲しかったパンフレットが買えたので満足。これは良い。


とにかく、コント・映像・音楽・舞台美術、すべてひっくるめて新コントの人です。

エレ片は、“新”を経てこれから何処へ向かうのか?
言い換えるならば、これからのライブのタイトルどうしていくんだ?そういった点も楽しみです。

備忘録は終演後に。では。

『M-1 2017』感想

M-1が終わった。

キングオブコントと違い、M-1のほうはあまり予選から追っかけてないのでいっつもあっさりと終わってしまうイメージ。
でも、そのあっさりがとんでもなくこってり。しつこい、質濃い。

今年も例年以上にレベルが高かった。
年々レベルが上がってるように思える。どんどん新星が出てきて、その新星がめちゃくちゃ面白い。当たり前のように思えてこれは凄いことだと思う。

優勝はとろサーモン
ラストイヤーにして、悲願の初出場優勝。

今年の最終決戦も去年同様に甲乙つけがたかった。
そんなこと絶対無いから大丈夫なんだけど、もし自分がM-1の審査員に選ばれたら優勝の一組を選べなくてバカ困っちゃう。

そんな中で、あのスーパー泥臭芸人とろサーモンが一夜にして輝くというマジック。素晴らしいことだ。
お笑いにはドラマがあるな。お笑いの賞レースはスポーツよりも予想が付かない摩訶不思議な文化だと思う。

本当におめでとう!とろサーモン!


今年は「笑御籤(えみくじ)」で一組ずつその場で順番を決めていくという恐怖のシステム。そんな笑御籤でトップに選ばれたのがゆにばーす。
ルールが変更したとはいえトップは結局不利で決して最後の三組に絡みやすい位置ではないんだけど、ゆにばーすがトップだったのは自分は良い方に転んだと思えた。

その独特な出で立ち。しかし実は繊細に作り上げられた漫才。自分はなんとなくトップで漫才を披露したメイプル超合金を思い出した。
トップに相応しいウケ。勿論出番順がもう少し後ならもっと点数は伸びていただろうけど、今大会の幕を切ったのがゆにばーすだったってのは、すげえ良かった。

次にカミナリ。まさかの二年連続二番手。
去年の基本スタイルを受け継ぎつつ、さらに綿密にネタを作ってきてる感じで良かった。やっぱり面白い茨城人だ。

そして、三番手が優勝者とろサーモンだった。かまいたちもKOCでは三番手だったので、この辺の順番って意外といいんだろうか。
ラストイヤー、当たって砕けろ!って感じで吹っ切れてたので最高だった。寄生虫のくだりは久保田の人生全てが表されてるような気がした。

四番目は敗者復活枠、スーパーマラドーナ。そもそも10位通過で、敗者復活大本命と言われていたコンビがそのまんま決勝入り。
敗者復活の下から順番に呼ばれてくやつ、めっちゃ怖いな。テレビ見てて一番手が震えたのが敗者復活でした…。

相変わらず田中のヤバさが前面に出てて好きだ。古今東西のイヤホンのくだりなんて最高だ。
でも個人的には、最後がややあっさりしてて、ネタバラシの衝撃がもっと強かった去年のほうが好きだったかなあという印象。

お次はKOC王者かまいたち。野良猫のスターを見返すべく、二冠を狙う鼬。
どんどんヒートアップしていく喧嘩漫才で、かなり尻上がりに盛り上がっていく漫才でめちゃくちゃ笑った。
残念ながら一歩届かなかったようだけど、自分はお気に入りの漫才だ。ラストチャンスまでしっかり粘ってほしい。

ここで前半戦五組が終了。
とろサ1位。スーマラ・かまいたちが同点2位につき、トップを担ったゆにばーすは残念ながら押し出される形に。


後半戦突入の鐘を鳴らしたのはマヂカルラブリー。頭おかしいコンビ。
大好きなコンビなんだけど、正直優勝は難しいだろうなと思ってたので全力で記憶に残る漫才をしてほしいなと思ってたらそうなった。

ここで一つ。巷でとろサ優勝と同列レベルで扱われてる(そうなのか?)、“上沼恵美子激怒”について。

まず、野田が「点数次第で態度を変える」とフリを入れて、伸びなかった点数に対しあからさまに不貞腐れる(…という仕草を見せた)。
上沼さんは、このボケに対し即興での“説教コント”を放り込んだ形だろう。つまりプロレスだ。

点数が伸びなかったマヂラブに対して、変に慰めつつのコメントをしても仕方ないと思っての、愛の鞭みたいなもんだ。
現に、野田が上半身裸になる地獄ボケで一番笑ってたのが上沼さんらしい。そして、その後の「大恥かいた」という野田の呟きまでひっくるめて一連の流れ。

上沼さんがあぁいう風に説教じみたトーンで喋るのはいつもの事なので、自分はマヂラブを引き立たせるための優しさを随所に感じたな。
現にトレンドで暫く名前が残ってたし。自己紹介の「のーだーです!」も相変わらず面白いので、絶対にこのスタイルを突き通してほしい。

続いて、さや香。正直、今回のメンバーで唯一本当に知らなかったコンビ。準々決勝あたりでなんとなく目にした名前が、気付いたら決勝に来てた。
最初、石井が少し噛んで大丈夫か?と心配になるも、そこからの新山の予想外のハイテンションボケでどんどん漫才がヒートアップしていって痛快だった。初めて見たが良い漫才師だった。

残る三組…どの漫才師も優勝候補レベルの漫才師ばかりに。

そんな中で八番目に呼ばれたのがミキ。中川家以来の兄弟漫才師。本当に仲が良さそうに漫才をするので非常に微笑ましい。
とにかくスピード感が凄い。鈴木という苗字の書き方を全力で表現していく。そのスピードについていけない!って人も居るかもしれないけど、乗りこなしてみるとめちゃ良いマシンだ。

九番目。大本命、和牛登板。前半は少し「あれっ?」と思わせておいて、その全てが後半から活きてくる絶妙なバランス感の漫才。
相変わらず川西は女性役でのツッコミが上手いし、サラッとウェディングプランナーから旦那に役柄を変える水田も凄い。ここで和牛が先程高得点を叩き出して決勝進出確定となっていたミキを抜いて1位に。

そしてトリはジャルジャル。稀代のコント師が、予測不能の独特な漫才を繰り広げていく姿はやはりカッコいい。
“変な校内放送”という変な前提に始まり、福徳の放ったチャイム音にリズム良く決まったフレーズをツッコんでいく不思議なゲームが展開されていく。

その場でどんどんと構築されていくミニマルテクノ漫才。漫才か漫才ではないか、ギリギリのところを上手く攻めていたと思う。
評価が割れたのも納得。もう一展開欲しかったという人もいれば、ミニマルだから良いという人もいる。めちゃくちゃ笑った人もいれば全く笑わなかった人もいるだろう。自分は大好きだ。


10組全ての漫才が終了し、最終決戦は和牛・ミキ・とろサーモン。この時点で、自分は三連単予想を外している(和牛・敗者復活・かまいたちと予想していた)。

トップは暫定3位とろサーモン。
噛みタバコをするように漫才を拡げていく久保田の姿が、とても泥臭く、そしてキラキラ輝いて見えた。不思議なものだ。

ラッパー・MCサーモンとしても活躍し、キャッチセールスとしても活躍(?)した久保田による、流れるような教祖様のお言葉は芸術的だった。
超イル。ドープ。そんな言葉がこの漫才にはよく嵌る。15年の思い全てを会場に預けるかの如くの漫才を披露した二人はとても素晴らしかった。

二番手はミキ。スターウォーズをテーマに、一本目以上に白熱していく漫才を繰り広げる。でも、バカ兄弟がじゃれ合ってるようでとても心地良い。
題材が特定の洋画なのはどうなんだ?とも思ったが、出る話題はあくまでも常識の範疇の話まで。亜生に対して耳をつんざくような、マイクをハウリングさせるような金切り声でツッコむ昴生がめちゃくちゃ面白かったなー。

大トリは和牛、一本目同様手堅い漫才。スーパー理屈野郎水田と、おばあちゃんが上手すぎる川西。二泊目に突入し、一泊目の工程を振り返るように回収していくのが気持ちいい。
しかし、一部取りこぼしているように見えたのと、一本目ほど盛り上がりきらなかった印象は受けた。勿論圧巻の漫才だったんだけど、構成が完璧すぎる分、泥臭いとろサーモンに及ばなかったイメージ。


誰が優勝するか…今年も全く分からなかった。

三組で割れるだろうなあと思ったら、とろサ4票・和牛3票と、ミキに1票も入らなかったのは少し意外だった。
4対3という、かなり拮抗した勝負をとろサーモンが制した。これは和牛悔しかっただろうなあ…。

とろサーモンは、とにかく人間臭かった。
人間だ。二人の人間だ。だから、優勝した時の“報われた”感もめちゃくちゃ強くて、なんだかジンと来てしまう。

ドラマ『火花』にも出演した売れない芸人村田の、心からの「売れたい」という気持ちがお笑いの神様に届いたと思うと、なんかすげえ話だなーと思う。

本当におめでとうございます!
テレビで活躍してほしい!昼とかに出てるの想像できないけど!

和牛とミキも、最終決戦に残れなかった7組の漫才師も、来年優勝目指してまた頑張ってくれ!!
そして売れてくれ!みんな大ブレイクしてほしいって心から願ってます!

エレキコミック第27回発表会『LEMON LIME 100%GIRL』備忘録

今日はエレキコミックやつい氏の誕生日。
43歳。おめでとうございます。

さて、そんなエレキコミックの話題をば。
『LEMON LIME 100%GIRL』が先日無事終演いたしました。

名古屋の売り上げは結局最後までいまいち伸びなかったようですが、来年もやるっぽいですね。
また五都市ぐらい廻ってほしいけど難しいんだろうなあ。

ツアーが終了したということで、ネタバレ解禁。
備忘録として、込み入った感想を書いていこうと思います。







開演前諸注意
恒例、今立アナウンス。名古屋に友人がいる方へのチケット購入お勧め。笑いをこらえるといった迷惑行為は禁止とのこと。グッズは千秋楽でほぼ売り切れていたためそこまで推さず。

コント#1:LEMON LIME 100%GIRL
表題コント。レモン色とライム色に分かれた衣装を着た女装やついによるショー。今立が無言で舞台上を歩き客席を煽る、煽る。そのショーとは、“レモンとライムどちらかの果汁を目に搾られて、どちらかを当てる”というもの。チョイスはレモン。台上に寝かされて、レモン果汁を思い切り搾られ悶絶するやつい。無事?に正解し、ライブ開幕。前回の『金星!!』同様、短いイントロダクションのようなコント。しかし、馬鹿馬鹿しいライブを始めるにあたり最高の駆け出し。

映像#1:オープニング
LEMON LIME 100%GLAPE「Ballad of an old mirror ~古い鏡のバラード~」。曽我部恵一作詞作曲・蒼川愛歌唱の最高に爽やかな曲。それに合わせた、これまた爽やかな映像がたまらない。エレキコミックは0%GIRL。やつい氏がインスタに載せてたエレキ&愛ちゃんの映像も出たり。歌詞(世界は眠っている~の辺り)に合わせた映像も、懐かしいエレキのオープニングを感じさせた。

コント#2:やち子とだち子
インスタグラマーを題材としたコント。インスタを始めたばかりでフォロワー5人のだち子に、フォロワー105人のやち子が極意三箇条を伝授。つらみ~!かなしみ~!石原良純~!と、語尾をみで終わらせる若者言葉や、自らを可愛く撮るべく良い角度を知る・はにかんだ表情など。ただ、一箇条終わるごとにだち子が全速力で走り出そうとして、それをやち子が何度も止める。「特訓ガール」を彷彿とさせる、バカ強いタックル。広島弁で「ナイトプール行くんじゃー!」と叫ぶ今立に対し、「俺今日電気当ててきたんだぞ!」と身体ボロボロのやつい。その着膨れっぷりに「かっこいい担当だったのに」と嘆かれると、「結婚したからイケメンでいる必要ない!」と開き直り。勿論本筋も最高なんだけど、このタックルのくだりのふざけっぷりが最高だ。あと、今立アドリブのシグルイのくだりで一人だけ爆笑してて面白かった。「ウケてると調子に乗ってやっちゃうから!」

映像#2:マインドシーカー
今立新居での初ロケ。今回はクソゲーと名高いファミコンソフト「マインドシーカー」に挑戦。エスパーキヨタに師事し超能力者になるための特訓を行うというスーパー胡散臭いソフト。全身に力を入れてから一気に抜いて挑むやついだったが、何せ運なので2時間かけてもクリア出来ず。試しに今立がプレイしてみると、あっさりと17点を超え怒涛の20点で卒業。

コント#3:適正振り分け相談所
激ヤバコント。恒例のやっつん店舗系コントで、就職先が決まらない人が何に向いてるかを教えてくれるお店の話。やりたいことは無いがやりたくないことは多い今立に対し、最適と出たのはYouTuber。やついがYouTuber流の「どうも~やついです!今日は公園で企画をやりたいと思うんですけど~」という挨拶を伝授。自分を親指で指し示す動きが強いか弱いかでYouTuberかどうかが見分けられるらしく、今立にYouTuberかYouTuberじゃないかのクイズを出すくだりがまーしつこい!とっとと本筋に戻そうとする今立に反して、延々動きをやり続けるやついの姿に会場は大湧き。コントを通じて伝えたい事よりも、その場の笑いを優先するやついの姿がかっこよかった。「YouTuberじゃない、YouTuberじゃない、YouTuber…じゃない!」ってやつ。もう言葉で表せないんだけど、とにかくとんでもなく馬鹿馬鹿しいコントに仕上がってた。「言い過ぎちゃった…と言う訳で、やついです!」

映像#3:カヨちゃんトレーニング
鳥貴族でどれだけ飲めるか?という企画…かと思いきや、横のジムから騒がしい声が。覗いてみると、やついと大女優岸本加世子が戯れている。岸本加世子をカヨちゃんと呼ぶやつい、只事ではないとカメラが潜入。なんとやついはカヨちゃんを殺人マシーンにするべく鍛えていた様子。やつい提唱の“愛嬌ボクシング”では、トレーニング中に「愛嬌!」と傍から言われるとキュートなポーズを取らないといけない。愛嬌を見せることで相手を油断させ殺すテクニック。今立も挑戦し、愛嬌アッパーを見せつけた。

コント#4:ヤツーレッスン
PSVRソフト「サマーレッスン」を購入した今立…しかしそのソフトは「ヤツーレッスン」。ゲームにはやつ美というブスな女の子しか登場せず…というあらましだが、やつ美の衣装がかなり可愛いことも相俟って割と普通の女の子に見えた。衣装の柳、ナイス。ゲームをクリアしないとVRを外す事ができず仕方なくプレイ、しかし一日目からゲームがバグってやつ美が壁に突き進む。そして何故か壁にぶつけるとクリアというプログラミングになっている。鎌倉旅行や雪山遭難イベントをすっ飛ばし最終日の花火大会、デバッグ不足で思い切り見えちゃいけない人(裏方)が見えちゃう。結局最後も壁にぶつけてクリアしてしまった今立、しかし現実に訪れるやつ美。でも現実でも壁にぶつけるとクリア扱い。懐かしのバグ一直線のコント。

映像#4:スサキ荘 2017
第一回発表会でも訪れた、やついが大学時代に住んでいた激安アパートスサキ荘。当時廃棄弁当にお世話になっていた(時効)セブンイレブンの上にスーパースサキ荘があり、若気の至りで騒いでいると「この貧乏人が!」と怒鳴られた思い出も。そんなスサキ荘が今年取り壊しに。やついが住んでいた35号室に向かうが開かず、27号室に住んでいた住人に話を聞くともう何年も誰も住み着かず電気も止められているとか。ハンガーを持ってきて無理矢理こじ開けようとする手慣れた住人に、「そもそもここの住人ですよね?」と不信感。最後に、GAP風CMを何の思い入れもない現落研メンバーと撮影。塀から顔を出し手を振るシーンは木が生い茂って撮影不可能に。

コント#5:スパーン!!
自転車の鍵を無くした今立の元に、「スパーン!!」の掛け声と共になんでも手刀で割る奇妙なおじさんが現れる。衣装が民族的で良い感じだったなー。チェーンを手刀で割ってもらうも、「ンーパス」と言って戻してしまう。それを糾弾するとおじさんは泣き顔になって、挙句今立の腹を手刀で割ってしまう。でも戻せる。そんなことを繰り返していたら腹の傷を戻せなくなっちゃって、どっか行っちゃう。だけど、今立が「ンーパス」と言ってみたら戻せちゃう。結局なんだったんだ?という不思議な馬鹿コント。

映像#5:上田PK大作戦 前編
「と、或る人が云っていた。」で行った、上田PKのリベンジ。サッカー大国静岡出身だが、五軍の補欠GKだったマネージャー上田。出た試合では10点以上取られてから記憶消失。そんな上田に守るべきものが出来たとか。なんと上田には5月に彼女が出来て、結婚も視野に入れている状態。そこで、もしエレキのシュートを止められたら彼女にサプライズプロポーズを決行。プロポーズするべく、ゴールが通常サイズの半分程度しかないミニサッカー場を押さえたを卑怯な上田。しかし今立のシュートはあっさりとゴールイン。ただただ遠くからゴールを見ただけの彼女…泣きの一回につづく。

コント#6:くーちゃん 2017
「東京」で披露したコント「くーちゃん」の最新版。電車に乗り込んできて乗車券を出さないくーちゃん。無くしたから精巧に絵に描くと言い出すくーちゃんに、「より精巧にやればやるほど罪になるんだよ!」とツッコむ車掌。業を煮やしたくーちゃん、松山千春の如く車内で歌い出そうとする時事ネタぶり。そんなくーちゃんはアイドル志望でJR就職希望。付加価値が大事なこの世の中で、おのののか・篠田麻里子パターンを目指す。引退する安室奈美恵の穴を埋めるべく芸名は“ナムル・アロエ”。ナムル哲也率いるナームル・ネットワークの「ナムルワイルド」を歌唱。間奏のベースでふざける二人。でも車掌に膝でベース割られちゃう。「木根さんのベースが!」「そこ普通じゃねえか!」「木根ナムルの!」

映像#6:上田PK大作戦 後編
上田、泣きの一回。彼女を上田の背後に置き、文字通り彼女を守らないといけない状況に。のっぴきならない状況の上田、やついのシュートを見事セーブ!「彼女には当てないだろう」という心理戦に勝利し、ある種彼女を犠牲にした形で勝利。ここでプロポーズ…と思いきや、実は彼女は全てを知っており上田の告白を完膚なきまでに断るという逆ドッキリ。たどたどしいながら「これからは君を守りたい」とプロポーズし満足げな上田。だが、彼女の返答の雲行きが怪しくなってくると表情が一変、ヤバい顔になってくる上田。やつい考案の「一緒に住んでみて違うなーと思った」という言葉でフラれる上田。絶望感漂う上田の泣き顔に、この日一番レベルの大爆笑が。エレキにどうするか聞かれると「帰りましょう…」と返答。そんな絶望上田にドッキリを明かすと「なんだよ~ふざけんなよ~!」と憤懣、からのOKが出たことに対するニヤニヤ。婚約おめでとう!彼女可愛くて腹立つー。

コント#7:やっつんだっつん
つらみ~!かなしみ~!石原良純~!でお馴染みの石原良純キャラ弁を食べるやっつん。批判するテンションでインスタグラムを語るやっつんだったが、インスタグラマー大好き。サイバージャパンダンサーズ大好き。大好きな犬も入ったら完璧、石原良純も入ってほしい。そんな能天気なやっつんと反対に、恋焦がれるだっつん。そんなだっつんのために、“レモンとライムどちらかの果汁を目に搾られて、どちらかを当てる”というおまじないを教える。成功すると付き合えるけど、失敗すると死ぬ。命を懸けた挑戦、客席にレモンとライムどちらかを委ねるやっつん。まさかの両方搾りも過ったが、ライムに。台上に寝かされて、ライム果汁を思い切り搾られ悶絶するだっつん。無事?に正解し、ライブ閉幕。最後の最後まで馬鹿馬鹿しく終わる平和空間。

映像#7:エンディング
LEMON LIME 100%GLAPE「born again」。これもめっちゃ良い曲。映像ネタの模様やコント稽古の風景が映し出される。何のコントの練習風景が流れたかなあ。「スパーン!!」とかだったかな?

アフタートーク
「名古屋はもういいです」と諦めムード。ただ、売り切れたTシャツは名古屋で買える!と宣伝。さらに物販のCDに収録された幻の表題曲を会場で再生。爽やかながらハイテンポの曲に合わせ、エレキがエアギタープレイ。話題は移り、今回のコントについて。レモンとライムどちらも搾ろうと思ったと打ち明けるやついに対し、「そんなこと言うなら次最初にやるぞ!」と今立。最初からやるとコントが壊れると説明するがもう壊れてもいいと自棄に。今度はタックルやめてほしいやついとYoutuberやめてほしい今立の話。YouTuberの動きはかなり身体に効くらしく、マッサージで腕だけ異常に張ってると言われたそうな。DJばかりやって芸人全然してないと言われるという話題では、「お前の好きな芸人の方がネタ作ってない!」と憤慨。今度コントに入れようと奮い立つのであった。



総評
おじさんの臭いを柑橘類の匂いと100%の女の子で打ち消し、フレッシュな気持ちを取り戻すべく『LEMON LIME 100%GIRL』と銘打った今回。その言葉通りか、笑いの原点とも言える馬鹿馬鹿しさが非常に強かった。とにかく全力で面白いことをやっていた。コントを通じて教訓を垂れるといった事を完全にかなぐり捨てて、最高に馬鹿なコントを演じていた。良い意味で、第27回・芸歴20年とは思えないライブだ。

やはり、特に凄かったのは「適正振り分け相談所」だろうか。どう転ぶか分からないライブ感が詰まったコント。ライブだからこそのワクワクが最高に良かった。「スパーン!!」のように、単純な構造ながら今まであまり演じてこられなかった不思議なキャラクターコントも良かった。現代ならではの素材を生かした「やち子とだち子」、それに付随するかの如くの「やっつんだっつん」も最高。そんな「やっつんだっつん」はオープニングコント「LEMON LIME 100%GIRL」と同じ展開に収束していき、ライブ全体の馬鹿馬鹿しさを最後の最後でさらに加速させていて素晴らしかった。

まさに“発表会”という感じ。エレキコミックならではのライブ感を改めて味わった。

レモンの爽やかさと、ライムの酸っぱさと、女の子の愛くるしさ。
そして、ジジイの濃い味付けによるしつこさ。

全てを持ち合わせた、芸歴20年だからこそのコント群。

爽快感100%。

劇場を後にして、とても清々しい気分の自分がいた。

エレキコミック第27回発表会『LEMON LIME 100%GIRL』感想

エレキコミック第27回発表会『LEMON LIME 100%GIRL』東京千秋楽を観た。

レモンとライムを絞ったような爽やかさ。
100%な女の子のような爽やかさ。

そんな爽やかさを、コントで体現するということは、こういうことなのかもしれない。

爽快に馬鹿馬鹿しい。
第27回とも芸歴20年とも思えぬようなフレッシュさ。

しかし基盤には、27回やってきた積み上げがあり、20年間やってきた経験がある。
しっかりした土台の上にある、どうしょうもないくだらなさ。


今日は東京最終日だったからか、とあるシーンが異常にしつこかった。
そのしつこさがたまらなかった。しつこいのにとても爽やか。

たぶん、初日とまるで違う作品になってることだろう。
でも、それがいい。どんな作品だってそうなんだけど、初日と千秋楽じゃ全然違う。それがライブだ。

エレキがライブで行っていく作品の修正は、“改善”というより“飽きたから変えてる”感があっていい。

いや、勿論「もっと良くしていこう」って気持ちはあるだろうけど。
結局エレキの発表会の土台にあるのは、「飽きてきたからぶっ壊しちゃおう」みたいなフレッシュさなんじゃないかなあ。

熟練だからこその若さ。
それが本当にたまらないライブだった。

馬鹿馬鹿しいコントに馬鹿馬鹿しい映像。
馬鹿馬鹿しすぎるからこそ、お洒落な音楽に乗せたお洒落なオープニング映像とエンディング映像が引き立つ。

洒脱なアートビジュアルに対して、純度100%の馬鹿。
それがエレキコミックの答えなのだろう。

いやほんとに、曽我部恵一氏作詞作曲・蒼川愛氏歌唱の楽曲が最高。
「LEMON LIME 100%GRAPE」というユニットでCDを出していたので、購入して帰宅後即聴いたが本当に素晴らしい。

グッズも可愛いのだらけだった。
Tシャツが売り切れてて買えなかったのが心残りだったけど。
残り一枚だったライナーノーツ付きDVDが買えて本当に良かった。

グッズは名古屋公演から再び仕入れられるそうなので是非。
本当に爽やかなライブなんで是非名古屋公演に足を運んでみてください。
名古屋の方でこのブログ読んでる方いたらお願いします。


詳しい感想、というか備忘録は、全公演終了後に。

とにかく気持ちよく笑いました。
何も考えずに笑える、そんな素晴らしさを改めて体感。

終演後、エレキのお二人に送ったリプライも返事が来て嬉しくなった。

ファンと芸能人との関わり合いは親密になりすぎるのもどうかという節があって、リプライは送りたくなった時だけ送る。
だからこそ、返事が来た時の感動も一入なんだよ。

「誰も笑わなくなるまでやるつもりだったけど自分が飽きちゃった」というやつい氏の返信にとても感動した。

何が巻き起こるか一切分からないライブ感。
その時の演者の感情で作品が作られていくという楽しさ。
そこに客として混じれたことが幸せだ。ライブ会場の一体感。


10年後も20年後も、なんだったら50年後もこんなくだらないことやっててくださいね。

スタジオコンテナ

小林賢太郎が独立?した。

トゥインクル傘下の子会社的な感じだろうか。
小林賢太郎の著作物の管理なり、これからの舞台やイベントの運営なりを全て受け持つ会社みたいな感じ。

株式会社名は「スタジオコンテナ」。
アトリエをそう呼称してたらしい。聞いたことなかった。
コバケンらしい小洒落た名称だな。好きだけど。

しかもあえて綴りを「contena」にして“コント”の文字を入れてるんだぜ。
なんだあいつ。コント好きすぎ。

というわけで、新たなコバケンの門出を祝いたい。


勿論若干の遺恨が残る。

トゥインクルのHPからラーメンズのプロフィールが消えた。
プロフィールは片桐仁個人のみ残留。

ラーメンズとしての籍は置いてるはずだけど。
ラーメンズの公式HPも見れなくなってるし。
若干そこらへんは気になるところではある…という話。

とはいえ、去年超久しぶりの片桐仁との活動は普通に果たしてるからなー。
特にラーメンズの今後の活動の有無を憂いはしない。

みんな過敏になりすぎてる節はある。
ラーメンズの復活が待ち遠しいのはわかるけど!
去年ついにテレビでも舞台でも共演してるんだし。

自分は、TwitterではあからさまにKK好き!って感じの人はそこまでフォローしてなくてですね。
エレ片リスナーを中心に、ラーメンズ好きもちょこちょこフォローしてる感じなので…

TLはコバケンヘイトで埋め尽くされちゃって。
自分が責め立てられてるような気持ちになったりしました。

コバケンの口からラーメンズ関連の報告がないのは確かにどうかなとも思うけど、なんで小林賢太郎独立=活動休止みたいに言われるんだろ?
わらふぢなるおみたいに所属事務所違うコンビがまさにKOC出たばっかりじゃないか。しかも事務所形態は一緒なんだから。

まぁ、ラーメンズの記述が消えたのが一番の問題か?
確かに不穏だ。ラーメンズの記述が年々減っていく。
でも、元からコバケンってそんなんだし、深読み不要かと。

自分はラーメンズ二人としての共演もきっと近くにあると信じて、穏便に気長に待ちたいです。


来年のカジャラに片桐仁の名前が無かったってのでも少し荒れてたもんなー。
自分は普通にそれは予想がついてたんだけど。

一回きりの特別出演ってことはないにしても、#1に出たら暫くは出ない可能性あるなーって普通に思ってたよ。
片桐仁自体だって最近かなり忙しいんだしさ。

まぁ、確かに片桐仁出ないカジャラは別に行く気しないのは事実。
小林賢太郎単体も好きだけど、やっぱラーメンズが好きだから。
DVDがそのうち出るならそれでもいいかなーという。

何にしても、小林賢太郎はラーメンズである以上に小林賢太郎なんだから、本人のペースでやってくれればそれでいい。
時には相方のこと気にかけてくれる程度でいいと思うよ。

コバケン、応援してるよー。

いつかは片桐くんとまたラーメンズ本公演やってねー。
あと徳澤さんラーメンズサントラvol.2出してねー。

3助地獄

“にゃんこスターがなんと恋人同士だった”というニュースが、最高にバカで気に入っている。

KOCでは、仲の悪いパーパーとの対比で余計に仲良さそうに見えた二人。
こういう仲良い男女コンビは“カップル説”がよく飛び出すが、まさかココがカップルだったとは。すげえね。

打ち明け方も最高に頭おかしくて良い。
結成のいきさつ聞かれて、普通に答えたみたいだ。
「元々付き合ってて、それでコンビ結成した」って。

よくぞ正直に答えたな!しかも普通に!
この告白を後のお楽しみに取っておくようなタメを一切取らず、即打ち明ける感じが最高にバカバカしい。

カップルがふざけてただけのコントだと思うと、尚微笑ましい。
賛否両論あるだろうけど、自分はバカに拍車がかかった気がした。


昨日ちょうど、スーパー3助が出てるザコシの動画を何個か見てたんです。
その中に、「ひどいホームページのコーナー」という名物企画にて、3助のブログを見るという動画があった。



この動画が最高。

まだ世間には今のところバレていない、3助の裏の顔。
これが如何にも売れてない芸人って感じで笑った。

一番好きな記事が「バイト休み」という記事。

https://ameblo.jp/peaman3suke/entry-11755034321.html

売れてない芸人のリアルがここにある。
後にKOC準優勝すると思うと感慨深いし、そうでなかったとしてもこのブログは“売れてない芸人”を語る上でたいへん貴重な資料だ。

夜勤バイトが急遽休みになり、洒落たビールバーに行こうとするがビールが高すぎて断念し、日高屋で深夜に一人飲みをする悲しい30歳。
電車もなく、ネットカフェで夜を明かした後に始発を待つ虚しさ。

そんな虚しさから来る鬱を、他の“もっと不幸そうな芸人”の写メを見て晴らすという性格の悪さがたまらない。

や団中嶋。
ザコシ曰く、や団で一番イケてないヤツ。

錦鯉まさのり。
3助より一回り上の年齢にもかかわらず地獄生活を送る。

そんな二人の写メを見ても吹き飛ばされない日々のストレス。
しかし、最後にとある芸人の写メを見てそれを一気に吹き飛ばす。

中山亮。
電車賃も払えねえで現場に鉄砲玉で来る男。
その癖豪勢に天丼食って黒ビール飲んだりしてる、ザコシ曰くバカ底辺。

そんな男を最後に持ってくる3助のセンス。
センスというか意地の悪さ。この意地の悪さが評価されてほしい。

コント中の3助が、日々の鬱憤晴らしのために生まれたような人格だと思うと、にゃんこのコントも3助のピンネタも余計面白く感じる。
地獄生活を送りながらも、あんだけバカに振り切るバカ魂。


ソニーの売れてない芸人の感じが好きだ。
のさばる若手芸人。世間では中堅に差し掛かる年齢でも若手芸人。

そんな売れてない芸人達をまとめ上げるザコシの姿もかっこいい。
「ざまあみろ大賞」などの後輩をバカにする動画は、異常なほど痛快。
そしてそんなザコシの後輩達のことが凄く愛らしく感じてくる。

気付けば、「ゆっくんちゃんや桐野安生が売れてほしい」と思えてくる。
ザコシの動画を見るまで全く知らなかった芸人達。
3助もその一人。とりあえず、今だけかもしれないけど報われてよかった。

3助のその感じがウケるかは分からんので、すぐ地下ライブに戻ってくるかもしれない。
その感じも3助らしいし、このまま売れたらそれはそれで喜ばしいし。

どう転んでも勝ちだな。

破局したらどうなるかが気になるのは俺の性格の悪さか。
いったん結婚して離婚したらどうなるか、とか。ひでえね、俺。

きっと3助なら笑いにするだろう。と思う。
不幸になっても面白いし、幸せになっても面白いだろうからやっぱ勝ちだ。

がんばれ、にゃんこスター。

『エレ片コントの人 傑作選』にまつわる色々

エレ片コントの人 傑作選』を観に行ってきた。

10作に及ぶ過去のエレ片コントの人のベストコントライブ。
端的に言って、めちゃくちゃ最高に面白いライブだった。

今回は「エレ片のくせに」という言葉が連発されるほどのプレミアチケットぶりでしたが、自分はしっかりチケットを獲得。
いつも通り、「どうせ取れんだろ!」と思ってたら、まさかのかなりシビア!

エレ片ハッシュタグやタイムラインが、「チケットをご用意できませんでした」の阿鼻叫喚の地獄絵図と化するのを見て、ブルブルと震えたものです。
最右端とはいえD席という前の席を取れたことは幸運だったんですね。

当日券もめちゃくちゃ並んでたみたいです。
確実に用意できるのが3席、キャンセル待ちが5席とかで…
集まった方々が27人もいたそうです。エレ片、人気やな!


でも、どうやら各所の映画館で上映会をするということで…
今回観れなかった方も一応映像として見ることができるみたいです。

というわけで、今回はネタバレ無しで!
備忘録はたっぷりiPhoneのメモ帳に書き込んだので!
そのうち内容のこととかも書くかもしれませんー。

今回はネタバレ無しでライブと関係ないことばっかり書こうと思います。
ライブの感想は追記とかじゃなく、別の記事で書くかな。

まず、日経ホールに行くのが初めてで緊張した。
未だに東京は緊張する。ていうか電車が緊張する。
出不精だった時代が長すぎて、今でも本当に慣れないのだ。

大手町駅なんか全く降りたことないし。
でも、地下鉄からそのまま日経ビルに繋がる経路があるということで、それを利用することに。

そしたら、大手町の地下めちゃ広い!
若干迷いつつ、なんとか10分もかからず日経ホールへ…


今回のライブでは、初めてフォロワーの方とご挨拶した。

今まで、ネットで知り合った人と現実で出会ったことがなかった。
そもそも、エレ片という趣味を話せる人と出会ったことがない。

そんな中で初めてご挨拶させて頂き、会場でお話させて頂いた。
そして抱いた感想は、物凄く月並みだが「趣味を共有できるのっていいなあ」です。

人見知りな僕ですが、趣味が合うだけで自然と口が動くものです。
趣味が合うって、自然と会話を弾ませる魔法のカードだね。
「あれ?会話ってこんなに楽しかったっけ?」と再確認ですわ!

今まで一人で寂しく参戦していた自分に存在していた固定観念みたいなものが、綺麗に打ち砕かれていく瞬間でした。
あーもっと色んな人と話してみてー。成人したら飲んで話してみたりしてー。
俺、酒飲めるんだろうか。「バカにげえから飲めねえ」とか言いそう。

今日も、チケットの譲渡とか目にして寂しく佇んてたもんです。
フォロワーの方とも中々遭遇できず、とりあえず席の確認に行ったりしてて。
そうこうしてたら「ここにいます」と連絡もらい無事エンカウント…

今日は、両国以来のエレ片ファン達が一堂に会する日だったんで、ほかにもいっぱいフォロワーさんがあの会場にいたんだなあ。。
もっと連絡取って会う約束とかすればよかったです。今度からはそうしてみます。引っ込み思案な自分におさらばするんじゃ。


そんな訳で、ライブもそれ以外も充実した一日だったんです。

そして、ここでお知らせ!

なんと、ワタクシ聖徳TAISHI『instagram』を始めました!
下のリンクからプロフィールに飛べると思います!

http://instagram.com/shotoku721

どんどん新しいことに挑戦していこうという信念のもと。
絶妙に微妙なタイミングでインスタを始めてみる。

今までも、見る専で登録はしていたんですが。
投稿することも特にねえなと何も投稿してなかったわけですが、これからはたまーにですがなんか投稿してみようかなと思います。

インスタはなんだかんだでオシャレなツールだ!
インスタ映えにこだわりすぎるあまり変な人も居るけど!
なんだかんだで大抵の人はオシャレだよ!スーパーオシャレ!

よかったらフォローしてね!いえーい!

『キングオブコント2017』感想

一年に一度のコントの祭典、キングオブコント2017が今年も無事に閉幕。
記念すべき10回目に相応しい大会になったと個人的に思います。

今年は予選のルールが改訂され、準決勝の門が狭まりコントを二本披露することが求められた訳だけど。
そのおかげか、例年と比べレベルの高い大会だったように感じました。

安定した組もいれば突き抜けた組もいて、かなりバラエティに富んだ大会でした。
様々なドラマが渦巻いていて、やっぱり賞レースって良いなと思ったよ!


最初の一時間は相変わらずの特番でややガッカリ。
流すコントもいつも一緒なので、たまには天竺鼠の「寿司」とか流してほしい。
さらに客がまだ入ってなかったのか、最初全く笑い声が聞こえず不安に。

ここ二年、客層がとにかく賞レース向きじゃない。
2015はジャンポケすら受けないような重たすぎる空気、2016はかまいたちのサイコボケが引かれまくる空気…

ENGEIグランドスラムの客の方が100倍暖かいというような空気感。
そんな客層が続いたので今年も心配しましたが、まぁまぁだったかな。

M-1と比べれば遥かに重たい客層でしたが、ここ数年では一番の良い空気。
2015みたいなバカ滑る空気感も生まれず、悲鳴もさほど起きず…で。
でも、100人の芸人審査員時代の最高の空気ってもう戻ってこないのかな、と。


何にせよ。今年はほんとに良い大会でした。
結論から言うと優勝はかまいたち。悲願の優勝です。

関西ではその実力を認められていたかまいたちが、ついに全国区で優勝。
去年3位から優勝という、かもめんたるパターンを見せつけました。
本命ぐらいに期待はしてましたが、期待を裏切らずとにかく面白かった!

ということで、今回披露された全コントの感想を書き連ねていきたいと思います。



※自己満足で点数を付けていきます。素人が点数を付けるという所業に不満がある方も多いと思いますが、ご了承ください。
※何せ素人なので、間違ったことを言っているかもしれませんが、ご了承ください。
※わざわざ米マークで自己防衛をしていることにバカ腹立っている人も多いと思いますが、ご了承ください。




ファーストステージ

わらふぢなるお 【サポートセンター】   88点
トップに相応しいコントだったと思う。ただ、裏を返せばこのコントが基準になってしまったという事であり、やはり順番により不利感は否めない。ふぢわらの「今日で辞めるのでめちゃくちゃやってやろうと思って」という尖鋭なボケに対する、口笛のツッコミが気持ちよく炸裂するシチュエーションコント。口笛がグレープカンパニー所属ということからしても、やはりどうしてもサンドウィッチマンのコントが思い浮かぶ。そしてサンドとの違いは、爆発性の無さ。このコントには拍手笑いを巻き起こすボケは残念ながら存在しなかった。安定感抜群だからこその突き抜けなさ。でも、「なーんちゃって」はもう少しウケてもいい。「BB、BB…」のくだりの「ノイローゼになるわ!」も爽快だ。突然のタメ口みたいなさりげないボケもいい。今後に期待。

ジャングルポケット 【エレベーター】   91点
目まぐるしい展開と、エレベーターの開閉の馬鹿馬鹿しさが最高なコント。本格的にジャンポケはコント師としての実力を開花させたなあ。早く上に行きたい斎藤の焦燥感と苛立ち。やっとおたけが諦めたかと思いきや、引き留めてほしかったという太田の面倒臭さ。そして何と言っても、二人が外で論争を始めやっと上へ行けると思いきや、急展開が気になり何度もエレベーターを開けてしまう斎藤の面白さ。三人の感情と視点が良い具合に展開していく。悲鳴(驚き声?)が起こってるのが不憫でならないが…。最後はアニメのアイリス・アウトのようなコミカルな見せ方が美しい。おたけが散々待たせておいて結局上に行くという事に違和感を覚えた人もいたみたいだが、本当は事が終わってから別で乗るつもりだったけどショックで自暴自棄になっていると思うと自然でもある。あと、太田の女装のポテンシャルが意外と高い。

かまいたち 【告白の練習】   97点
コントならではのミスリードを利用したコント。山内が誰かに呼び出され会話をしているのを目撃する濱家。このシチューエーションで勝手に錯覚した受け取り手を、“学校のマドンナに呼び出され告白された時の練習だった”という設定で一気に欺く。これだけでも良い着想だが、このネタバラシだけではその後失速しかねない。しかし、そんな心配は無用と言わんばかりにコントは展開していく。意味不明な練習を続けていた山内が、まるで濱家を認識した上で語りかけるかの如く喋り出すシーン。普通に見ていれば、「これも練習なのかな」と想像が付きやすい。しかしそんな想像を、山内がスタンガンを取り出すというボケで一気に想定外のものに変えてしまう。クラスの目立たない陰気なヤツだと思っていた山内が、とんだサイコ野郎だったと判明し一気に恐怖心を受け付けさせることで急速に爆進。背中に般若入れてるし。そして終盤も終盤、完全に目が合った上で話しかけてくるシーンはもう笑いが止まらない。山内の目が本当にイッている。設定・発想・演技力、どれを取っても最高のコントだ。

アンガールズ 【海で盗難被害】   89点
貫禄のコント。知れ渡った二人のキャラクターを良い意味でしっかりと活かしている。ナンパでもなんでもない話を満足げに語った山根に対し、思い切り叩いて突っ込むのかと思いきや「いいなー!」と田中が心底羨ましそうに言うシーンは知っていても笑ってしまった。そして、そんな悲しいヤツ田中の鞄が盗まれるという、とにかく哀愁漂う展開。強がる姿も悔しがる姿もよく似合う。そして苦肉の策として、山根の履いてきたジーンズをなんとかして上着にさせるところが最高。ラピュタのロボットのようになってしまう馬鹿馬鹿しさから、なんとか格闘家のような上着姿を完成させリュックを背負わせる滑稽さへと変貌を遂げていく展開。本当に面白いんだけど、だからこそもう一つ決定的な何かが欲しかったのは事実。それは、やはり皆がアンガールズに大きく期待しているからこそという事なのだと思う。

パーパー 【卒業式】   86点
なんでだ!もう少し点高くてもいいだろう!…と思うけど、正直これで納得している自分もいる。だからこそのこの点数。まず、パーパーのキャラが浸透していない以上、パーパーのコントはあまり爆発しない。言わばアンガールズと逆の現象が起きている。とはいえ、ディスコの声質から繰り出される「ボタンの里親が見つからなかった」や「卒業式マジック」などの言い回しは美しい。しかし「キスしてくれー!」からの突然の豹変ぶりはあまり受け入れられず、さらにディスコが思い切り台詞を間違えてしまう。パーパーは“ヘタウマ”の領域であり、「演技が下手」などの批判は的外れだと思っているんだけど、あの台詞の間違え方をされると本当に演技が下手なヤツに見えてしまう。「早さより質…じゃなくて、質より早さなんで!」のように言い直せれば良かったが、余程熟練でなきゃ無理だよなー。マルチ商法のくだりは好きなのでもっと広げてほしかった。何にせよ、最後の「頭おかしい人でしたね!」はもっとウケていいかな。

さらば青春の光 【居酒屋】   95点
まず、どうやってこのコントを思いついたんだ?本当にヤバすぎる詐欺手段じゃないか!居酒屋で稀にある、間違いで届いた物が美味しそうに見えて頼んでしまうというシーンを、よくこんなコントに仕立て上げた。そしてその手法を“ライブ感”というワードで表現した事が天才的。「どエラい手法やな!」という森田のツッコミも神がかっているし、「海老マヨぉぉ!」の叫びも肺腑を衝く。手法はどんどん急速化し、頼んでいないたこわさをそのまま置いて行ったり、頼んだ出し巻き卵を他人へのライブ感に使われたりともうめちゃくちゃ。海老で海老を釣るシーンや、森田の出し巻き卵を借りるくだりはもはや芸術的。暗転オチのタイミングも綺麗。惜しむらくは、「わざとやってる?」と、経由のくだりが伝わりきっていないところ。森田がこれが故意だと気付いたのは、二度目に声を掛けた際に何も言ってないのにハナから東ブクロが「ご注文!」と言ってきたくだりなのだろうが、あまり伝わりきっていない。そこら辺の細部が重要なのに。まぁ、細部を言うなら最初に頼んだ餃子が最後まで来てないのは違和感あるが。

にゃんこスター 【リズム縄跳び】   97点
ええと、どこから話そう…。まず、このコントを学芸会と評する人間とは酌を交わせそうにない。逆に、このコントを新しいと評価しすぎるのも違う。というのも、このコントの笑いの取り方は非常にベタだからだ。かなり笑いの教科書に沿った形であり、実は見せ方もめちゃくちゃ新しいものでもない。では、何がそんなに面白いか?34歳のオッサンが甲高い声を精一杯出して少年を演じている滑稽さ。大事なサビで一切縄跳びを使わず独特のダンスを始める村長に、舞台を駆けずり回りオーディエンスを煽るかの如くツッコむ3助。結局サビで縄跳びを使わずガッカリしていると、妙な感覚が沸き起こる。「この動き求めている俺がいる…この動きが頭から離れない!サビが来る!」と叫び、サビで再び縄跳びを捨て村長が踊り出すと「待ってましたー!」と騒ぎ立て大喜びする。ベタながら非常に良い展開。そして突然登場する“伝説の縄跳び”も馬鹿馬鹿しすぎて最高。すると3助がおもむろにこう言う。「僕達のコンビ名は…」と。嘘だろ?マジか?そんな心のどよめきを無視して、「にゃんこスターでしたー!」と叫ぶ二人。その瞬間、コントの世界観を綺麗にぶち壊し、生まれるのは衝撃と笑撃。ベタだからこその裏切り、これがコントの概念を揺るがした理由だ。

アキナ 【バイト仲間】   90点
にゃんこスターの衝撃が冷めやらぬ中で披露するのはさぞかし大変だったろうが、良いコント。だけど賛否が分かれた理由も分かる。見せ方としては珍しめの手法で、ショートストーリーを何度も暗転を繰り返しながら展開。ラーメンズの「日替わりラーメンズ」や、KOCではモンスターエンジンの「Mr.メタリック」が近いかな。内容は山名のサイコぶりをピックアップしたものだったが、そのサイコぶりでかまいたちに負けていた点が痛い上に、最初二つが些か分かり辛い。一つ目は、バイトにバスケットボールを持ち込む秋山も微妙におかしい点。二つ目は、秋山がチョコを先輩に投げ渡す失礼さ。かなり歳の近い先輩・後輩という関係性とはいえ、少し気になった。その後の“知らない人の携帯に出る”や、“何も言ってないのに「何が?」と聞いてくる”は良いボケなだけに残念。特に後者は暗転中も会話が続いていて良かった。結局伏線回収は無いネタだが、それはそれで謎で好き。

GAG少年楽団 【幼馴染】   89点
出番順の不利さを一番食らってしまったコントではないだろうか。最下位は可哀想だ。設定と人間関係の複雑さが面白いコントなのに、出番順のせいで客の集中力が途切れていたように見えた。そして、一番の肝であるわざとらしい演技も裏目に出ていた。あだち充の漫画みたいな三角関係が老人になっても続いているからこそのコミカルさなんだけどなぁ。ただ、59歳にしちゃ老け過ぎだけど!ダウンタウンが54歳だぞ!それはさておき、焼肉の比喩もいまいち伝わってなくて残念。その後の殴りそうで殴らないコミカルなシーンなんて爆発が起こっててもおかしくはないと思うんだけど。50年が2秒で解決した馬鹿馬鹿しさからのオチの「大人の抱き合い方」も綺麗だ。予選で大爆発していたことが十分に理解できる面白さだったが、終始ややウケに終わった。福井の独特なツッコミ、好きだけどなー。残念。

ゾフィー 【母の家出】   88点
どうしてこのコントが叩かれてるんだろ。怖い。もう既に言われているけど、“世間の常識を利用した”コントじゃないか。母の家出という緊張と、目先の飯の事しか考えてない息子という緩和。とにかく食欲に全振りな息子が、父親の食したインスタントを見つけて大騒ぎするシーンはめちゃくちゃ最高だ。上田の「フン! 自分の飯に聞いてみれば!」に対するサイトウの「どういう意味だー!」も綺麗に嵌ってる。その後も息子はヒートアップして、とうとう母親を“飯”呼ばわり。母が帰ってくると分かり「良かったー!飯帰ってくるんだー!」と連呼するシーンは大笑いした。このコントに文句を言う人は、息子に呆れる父親の姿が目に入らないんだろうか?父親がそれを肯定してるんだったらまだしも。さて、コントの構成としてはエレキコミックの「お年玉おじさん」に似ている。この手のコントはあまり点数が伸びない傾向にある。ただの会話で終わってしまうからだろうか?納得いかないなあ。


ファイナルステージ

アンガールズ 【追跡】   93点
素晴らしい!1本目でクリア出来なかった点を完璧にクリアしていると思う。まず、突然出現した田中が「負けました…あなたの勝ちです」と声を掛けてきた時点でめちゃ面白い。そこから判明する真意も、その登場シーンでの期待を全く裏切らない。女性を奪い返すために、男性側をストーキングし浮気の瞬間を激写してやろうという地獄っぷり。発想も然る事ながら、田中の気持ち悪さのポテンシャルがフルに使われていて最高だ。しかし、結局山根は浮気なんかしない真人間で、そんな男を10年も無意味にストーキングした田中の哀愁たるや。1本目同様、田中の哀愁表現がフルパワー。何と言っても、貯金の尽きた田中が山根の前に現れた理由が悲しすぎて笑わずにはいられない。「こんな奴がいたんだよー!」からの「出てきちゃったーバーン!」は破壊力ある台詞だったなあ。オチも良いね。いつものアンガらしさもあり、最後の最後でなんだかハートフルになっちゃう。

ジャングルポケット 【アジト】   90点
殺されるという恐怖が、目先の“ロッカーに身体を打ち付けられる”という恐怖に負けてしまうという不条理さを描いたコント。言わば、ツッコミの斎藤もちょっとおかしいヤツという全員ボケ状態。そんな斎藤を焚き付けるように、拳銃は結局頬に押し付ける以上の事には使わずにロッカーを使いまくる太田。舞台上を目まぐるしく動き回る姿も必見だ。そして終盤に、ついにおたけのバカっぷりが活きてくる。権威あるボスが、音に反応して「やめろー」と口走るただのバカだと判明する展開はなんとも馬鹿馬鹿しい。木箱を叩くと何故か笑うところもバカだ。オチもおたけの無機質な言い方で決めていて、しっかりと3人全ての持ち味を活かすコントに仕上がっている。遠くのロッカーに打ち付けられる音だけ聞こえるシーンの「ヒエッ…」みたいな悲鳴は不憫。

さらば青春の光 【パワースポット】   96点
さらば青春の光史上、一番設定の光るコントだと思う。もう既にテレビでも幾度となく披露しており、台詞も覚えてしまう程見たネタだがやっぱり笑っちゃった。“パワースポットの警備員”にスポットを当て、スピリチュアルの何たるかを問題提起。とにかく、森田の哀愁漂う演技が上手すぎる。それに対する東ブクロの「パワースポットですよね!?」というツッコミも綺麗に決まっている。「すいません、触らんといてくださいね~」をちょいちょい挟み込んで、後の「浴びてるやん!」のくだりのフリにしている点はいつも流石だなと思うし、終盤で自ら岩を触って「岩をちょっとずつ削って食べてた」とカミングアウトするシーンはほんとに頭がおかしい。そして、この舞台で披露されたバージョンには、いくつか改訂があった。警備員が泣き出すシーンにワンクッション入れて自然にした上に、「一昨年から急にこんな滑舌になった」というボケを入れたことによって一気に警備員のキャラが引き立った。オチも従来の「10円拾った!」「悲惨やな…」から改訂。森田の思い切り岩を殴る姿に込められた何とも言えない感情が、コント全体の悲壮感を最後の最後で引き上げる。いやぁ、良いネタだ。

かまいたち 【ウェットスーツ】   96点
準決勝であまり振るわなかったと聞いていたネタだったので、どうなる事か?と思ったがめちゃくちゃ良いネタだ。話に聞くと準決勝からだいぶ高度化が為されていたようで、ここ一でしっかり仕上げてくるのもコント師としての矜持だ。さてこのコントだけど、1本目のコントとは全く違うパターンだ。まず、昨年同様ボケとツッコミを交代。そして、設定や発想より動きやワードで勝負するコントになっている。LサイズではなくXSサイズを持ってきた濱家に対する、山内の「二個いってんねんで?」というジェスチャー付きのツッコミに始まり、山内のツッコミが全編キレッキレだ。一つ目の山場は「先がないやろ!」のくだり。後先考えずに無理矢理ウェットスーツを脱がそうとする店員に対するツッコミでこのワードを選ぶギラギラのセンス。二つ目の山場は「目処が立ってんねん!」のくだり。もう自分一人で脱げるまで来たにもかかわらず脱がすのをやめない濱家への、“脱ぐ目処が立っている”という最高の言い回し。その爆発をそのままに、客である山内の膝を幾度となく床に打ち付ける様は狂気を孕んだ笑いを確立している。このくだりも準決勝ではなかったらしい。洗練された優勝コントだ。しかし、このコントのためだけにパイプカットを行った山内の勇気は称賛に値する。結婚したばっかなのに!

にゃんこスター 【リズムフラフープ】   95点
まず、声を大にして言いたい。このコントに対して「1本目でほぼ同じで駄目だ」という意見を聞くが、何を言ってるんだろうか。そういうコントだ。このコントは、1本目のコントそのもの、なんだったら平場での3助の「2本目やりたいですね」という発言すら壮大なフリにしたコントだ。縄跳びをただただフラフープに挿げ替えただけのコントをやるという面白さ。そして、受け手はそれに対して「1本目と一緒じゃねーか!」と心の中でツッコむ事が求められている。言わば、このコントの真のツッコミは受け手。その“敢えて”に頭が回らない人には一生笑えないコントだと思う。さて、ここで凄く細かい点を褒めたい。このコント、3助の一人称がコロコロ変わる。始めは“オイラ”、次に“僕”、最後に“俺”と。これは1本目でも全く同じように変化している。つまり、この一人称の変化はその時その時の台詞と空気感に一番合うものをチョイスした結果だ。普通のコントでそんなことをやったら違和感満載だ。しかしこのイカれたコントではその違和感が無く、それどころか感情のヒートアップを演出できる。そう思うとかなり緻密だ。そして最後にはサラッと「なんてハートフルなネタなんでしょう」と言ってのけ、1本目同様にコンビ名を名乗って終了。フラフープの神様の裏に用意された絵と「ありがとうございました」の文字には謎の感動を覚えた。そういう訳で、もはや100点付けてもいいネタなのだが、減点した理由は単純。曲のサビのキャッチーさが1本目より薄れている。いっその事、全く同じ「さくらんぼ」でも良かったのではとも思う。とはいえ、コント史に残る偉業をやってのけた二人には称賛の言葉を送りたい。面白かった!



書き出したら思いの外長くなってしまった。
もう一万字ぐらい書いている。それだけ面白かったということだ。

とにかく、今年は10回目に相応しい過去最高水準のコント群が見れた。
ファイナルステージは本当に白熱していて、本当のレースを見ているようだった。

かまいたちの優勝に異論がある人は居ないだろう。
にゃんこスターは最終的に準優勝に落ち着いたからこそ良かったと思う。
かまいたちは記録に残り、にゃんこスターは記憶に残った形だ。

さらばも惜しかったなあ。2015と2016の悪夢を一気に吹き飛ばす出来だった。
とにかく全組笑った。全組しっかり面白かったのは久しぶりかもしれない。

かまいたちには是非お笑い界を席巻していってほしい。
平場もほんと面白いからなあ。全国区で見れるスターになってほしい。
にゃんこスターの平場も別の意味で面白いので、水ダウのロケ辺りで花開け!

平場といえば、ふぢわらのボケを「生意気なヤツ」と思ってる人の多さに愕然。
先輩に失礼なボケなんて大人気の三四郎小宮もめちゃくちゃやってるし、なんだったら斎藤もポップだが馴れ馴れしいボケを連発してるしなあ。

個人的には、GAG宮戸の「観光客みたいなこと言ってます」は爆笑した。
その後の「あんな静寂生まれるんですね」にも笑った。良い最下位っぷりだ。


いやはや、今年のKOCは最高だった。
視聴率こそ10%を超えることができなかったが、バズ効果はかなりのものだ。
今回で区切られたりせずに、来年以降もこの大会が開催されることを願う。

かまいたちのお二人、本当に優勝おめでとうございます!!!

『ENGEIグランドスラム(2017年9月23日)』感想

『ENGEIグランドスラム』を観た。

実は、リアルタイムで通して見たのは今回が初だった。
大型ネタ番組をリアルタイムで見るのは、とても爽快。
例え番組が生じゃなくても、なんか皆で見てる感があっていいのだ。

ENGEIは芸人を尊重した空気作りが上手い。
はっきり言って、賞レースであるキングオブコントより余程上手い。

芸人に自由にネタをやらせてあげる環境。
それが整ってるからこそ、芸人が伸び伸びと生き生きとネタをやれる。
本当に今一番空気感の良いネタ番組なんじゃないだろうか。


キャスティングも最高だ。
トットといった“これから世代”の注目若手芸人もいれば、ハイヒールや村上ショージといった殿堂入り芸人まで出演する。

吉本新喜劇ユニットやCONTSといった、ユニットコントもあり。
なんといっても、あのエレ片が二度目の出演を果たしたり。
とにかく途轍もなくDOPEでILLなメンバーが揃っている。

そして、とにかく全員面白い。
4時間ずーっと面白い。なんなんだ、この番組は。


エレ片はコントの人7から「論破」というコントを披露した。
やついの論理的なキャラクターを推しつつ、最後は馬鹿馬鹿しい。
8時台にあのオチをやらせてくれたフジテレビに感謝だ。二回続けて…

漫才は、フット・千鳥・オードリー辺りが特に神がかっていた。
フットの新ネタがめちゃ面白かったな。16叉路のくだりでの突然の“死ぬ”に対しての“昔のゲーム”という後藤ツッコミ。

千鳥は本当に自由にやってる。本当に頭がおかしい。
あんなに楽しそうに漫才をやるコンビはそうそういないだろう。
オードリーも、個々で活躍しながらもこれだけ面白いんだから最高だ。

ハイヒール・爆笑問題の漫才も貫禄たっぷりだった。
ダウンタウンと同期であるハイヒールの漫才、若い世代にも刺さっただろうか?
爆笑太田の「松山千春はハイジャックスレスレ」には大笑いした。

コントは、特にシソンヌに目を瞠った。
“明るい引きこもり”という、シソンヌにしか出来ない摩訶不思議な着眼点。
発想力・構成力・演技力にポップさが加わって、完璧なコンビだ。

意外と良かったのはTKO。失礼な言い方だが。
最初に木下が変な奴と思わせるようなフリをしておきつつ、実は木本がバケを演じる事に本気すぎてヤバいという良い見せ方になっていた。

ロバートも馬鹿やってて、最高に馬鹿だった。
ロバートのコントは、ネタ作成の風景が思い浮かんで微笑ましくなる。


とにかく、4時間笑って良いリラックスになりました。
KOC前に、お笑いを見る姿勢の良い肩慣らしが出来た。
KOC運営は、是非これを凌駕するコンテスト作りに徹しなさいよ!

Twitterとかでも散々苦情つけられてたんで、流石に今年は客層に改善があると信じてますよ。
とにかく、ファイナリストの皆さんに自由にコントを演じてもらえる環境作りを。

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