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聖徳TAISHI

Author:聖徳TAISHI
聖徳TAISHIです。ニコニコ動画で実況をしています。
エレ片とエレキコミックとラーメンズとサニーデイ・サービスとKANA-BOONとクリープハイプが好きな人。
気まぐれにブログ更新してます。

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聖徳TAISHIからのお願い
初めてこのブログを見るときは、この記事を読んでから見てください。
守らないとブッたおれちゃうよ!

初めての方は初めまして。聖徳TAISHI高校2年生です。ギリギリ、1900年代の産物BOY。
聖徳太子はすでにいたようなんでこの名前に。
ニコニコ動画にて、ゲーム実況者をやっています。まだ初心者ですが。
このブログの用途
このブログはエレ片やラーメンズやエレキコミックやKANA-BOONやクリープハイプやサニーデイ・サービスやめだかボックスやMOTHERやゆめにっきやOFFやイナズマイレブンシリーズやギャグマンガ日和やらが好きなゲーム実況者聖徳TAISHIが気まぐれに更新するブログです。
四字熟語シリーズ、Color Chaosシリーズ等の小説も書いてますが、ブロとも限定記事にしてます。見られたくないので。
前者は軽い黒歴史だし…とにかく、小説に関してはあんまり気にしないでください。
リンク
Twitter(@EleShotoku_721)…大体はここにいます。実況、動画制作の話、エレ片の話など呟きます。
ニコニコ動画…ここで、実況動画を投稿しております。
追記
追記は、「これさえ見ればあなたも聖徳TAISHI博士!taishipedia」です。
簡単に言うと、自己紹介です。

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1999→2019

あけましておめでとうございます!
2019年になりました!

今年の7月で、二十歳になるやないか!

こちらからは以上です!

#heisei_saigo_no_oomisoka

今年も大晦日が来てしまった。

2018年も終わる。
2019年が来る。

今年は専門学生として、デザインを学んだ一年だった。
充実した一年だった。でも、充実してた割に早く感じた。なんだか、有益な一年を過ごしてても無益な一年を過ごしてても一年が過ぎるスピードに変わりはないみたいだ。

全然大晦日の実感がない。今年は特にない。
大掃除も大してしてないし、なんかこれといって特別感もなく2018年を締め括る日って感じではない。


今年は、ライブ年でもあった。

今年の5月、初めてライブハウスに足を運んで、ネクライトーキーのライブを観た。
そして今月には、念願のサニーデイ・サービスのライブを観た。今年は、本当に良いライブを観た。

音楽にしろお笑いにしろ、観れるうちに観ておきたいね。
有名になってチケットが取れなくなる日も来るだろう。果てには、解散してしまう事だってあるかもしれない。

チケット代はかさむけど、観たいライブは観ておこう!

来年1月には、コンテンポラリーな生活のライブも観れる。これも念願だ。
正直コンポラのライブは暫く観る事の出来ないものだと思ってたから、こんなに早く観れて嬉しい。

来年は、なんか今まで行ったことのないお笑い芸人の単独ライブとかも行ってみたいなあ。
事務所ライブなんてのも足を運んでみたい。ライブで輝くお笑い芸人の姿も、観れるうちに観ておかないと。


とりあえず来年の目標。

YouTubeチャンネルを設立する。

自主制作講評会で出した映像作品もあるし、なんか自分で作った面白い映像作品を出していけるような場を作りたいな。
自分の作った曲とか、耳コピアレンジした曲を投稿できるような場も欲しい。

色んなアプローチがあると思うんで、色々模索していきます。

良いお年をーーー!!!

『サニーデイ・サービスの世界』に行ってきた

先日、12月19日。
恵比寿リキッドルームにて、『サニーデイ・サービスの世界』を観てきました。

異例の9人編成で行われた今回のライブ。

自分はサニーデイ・サービスのライブを生で観るのは初めてだった。
会場は、サニーデイを再結成以前から追いかけ続けているであろう人達で溢れ返っていた。自分は未成年の新参者だ。

世代的に、周りにサニーデイを知ってる人はほとんど居ない。
そんな中で、そこにいる人全員がサニーデイを愛しているという空間に居ること自体がとても心地よかった。


工場地帯からやって来たようなオジサン達が舞台上に現れる。

ライブは「愛と笑いの夜」で幕を開けた。
「愛と笑いが溢れるそんな夜 きみが恋するこんな夜」と静かに歌う曽我部さんの姿が暗闇の中ほのかに照らされる。

続けざまに披露されたのは、同アルバムの「愛と笑いの夜」の1曲目、「忘れてしまおう」。
1番終わり、一拍空いてギターストロークが鳴り響く場面で、いっせいにオーディエンスがリズムに乗り始める姿が印象的だった。

リズムボックスのビートが鳴り響くと、1stアルバム「若者たち」から「約束」が演奏された。意外な選曲に驚いた。
「さよなら!街の恋人たち」でオーディエンスが早くも最高潮に達すると、再び「愛と笑いの夜」から「知らない街にふたりぼっち」。
石畳の街の情景が鮮明に浮かぶ。「街」をテーマに詩を作って来たサニーデイの本領とも言える。

MCを挟み、曽我部さんがバンジョーに持ち替えると「24時」から「カーニバルの灯」。
再びリズムボックスのビートが鳴り響き、「スロウライダー」。「Hey 集金旅行」という歌詞がやっぱりとても印象的だ。

「夢見るようなくちびるに」のカップリング、バスクリンソフレCMソングでもあった「テーマ」も披露された。
「しゅっしゅ ぽっぽ ゆこう」のリフレインが本当に心地良い。「見に行くよ 紅い葉に落ちる雨」と歌う曽我部さん、乳白色の光を放ってるようだった。

そんな乳白色の光とは正反対に、ギラギラとした鈍い光を放つミディアムナンバー「経験」が演奏されると、曽我部さんが「たまにエゴサーチするんだけど、田中のラーメン番組ばかり出てくる」と言ってオーディエンスを和ませる。
そして静かに演奏される「東京」。あのジャケットの桜の写真が脳裏に焼き付く。90年代に戻ったかのような空気感。

ここで、曽我部さんがギター・中村ジョーを紹介。中村さんがかつてボーカルを務めたザ・ハッピーズより「スカッとさわやか」が演奏された。
楽しげな表情でベースプレイを繰り広げる田中さんの姿が印象的だった。

喫茶店立ち並ぶ街の情景をノスタルジックに思い起こさせる「街へ出ようよ」に続き、「恋はいつも」では優しくも何処か寂しげな口笛が会場の空気を包み込んだ。

緩やかなムードが流れる中、それをきっぱりと打ち切るように「ぼくは死ぬのさ」。ノイジーなギターが鳴り響き、「明るい昼にぼくは死ぬのさ」と吐き捨てる。
終盤は、9人編成ならではの狂ったようなインプロに思わず瞠目した。ツイン・ドラムがその狂いっぷりに拍車をかけていた。


とんでもない熱気の中演奏が終了すると、オーディエンスの一人が倒れたという声が聞こえ、一瞬ドキッとさせられる。
「大丈夫ですか?楽屋に連れて行って、ジュースとかあるからね」と優しい声をかけつつ、「後であの人の周りを囲んで今の曲を演奏しましょう」と言い放ちオーディエンスを笑わせる。

「もう立ち見はやめましょう、自分がそっち側だったら嫌だもん」と言いながらも、「こんなに集まるとは思わなかったから。来てくれてありがとう」と感謝の言葉を述べる曽我部さん。
混沌とした空気感の余韻がまだ立ち消えない中、ここでメンバー紹介を挟んだ。

デザイナー小田島等や、初恋の嵐・鈴木正敏を紹介する中で飛び出す昔話には、思わず胸が高鳴った。
大学の先輩(であり、ミュージシャン!)の新井仁を紹介すると、話題は大学時代のエピソードになり、当時のオーディションの秘話などが話された。


和やかなムードになり、いよいよライブも後半戦に突入。
カントリーなムード漂う「シルバー・スター」では、ギラギラした太陽を思わせるような感覚が。

ストリングスを高野勲がメロトロンで再現し繰り広げられた、大正浪漫溢れるナンバー「あじさい」。
梅雨の雨降る情景が「雨の土曜日」に繋がると、「LOVE ALBUM」からのスロウナンバー「うぐいすないてる」も披露された。

ここで、バンド名を模した4thアルバム「サニーデイ・サービス」より「PINK MOON」が披露され、艶めかしいメロウなサウンドに会場がゆらりと揺れる。
「赤い屋根の上」のコーラスが響き渡り、リキッドルームにもまた新しい月が登るようだった。

「あの星砕け散ってあとにはただ風が」と口火を切ると、壮大なバラード「果実」。
ムードはそのままに、高野さんのオルガンプレイが教会での聖歌のような荘厳さを呼び起こす「白い恋人」。

ライブもついに終盤になった。「きみの黒い髪がすこし長くなりすぎたなら 晴れた日の風がきみをさらうのを待てばいい」と歌い、ギターをかき鳴らす曽我部さん。
オジサンたちは、まるで若者に戻ったよう。まさに「若者たち」だった。
演奏終盤には、曽我部さんはギターを手放しハーモニカを吹き鳴らす。若さをもてあそぶ彼らの姿に、この日一番の歓声と拍手が沸き上がった。

本編ラストは、なんと1曲目に演奏された「愛と笑いの夜」のインストゥルメンタルバージョンが披露された。
「愛と笑いの夜」が如何にサニーデイ・サービスにとって重要な存在かを噛み締める。厳かの空気の中、世界は幕を閉じた。


世界は再び幕を開ける。

ここまで、全て再結成以前の楽曲を演奏してきたサニーデイだったが、ここで初めて再結成後にして最新曲の「Christmas of Love」を演奏。
この季節に相応しいクリスマスナンバーで、過去と現在が見事に繋がった瞬間だった。

時は再び20年前に戻り、ロッテガーナミルクチョコレートCMソングにもなったポップソング「NOW」。
「いつだってぼくは道間違って 見当はずれの場所にたどりつく」という言葉は、サニーデイの爽やかで野暮ったい独特な雰囲気を的確に表す歌詞だろう。

ラストには、サニーデイ・サービスというバンドを象徴するナンバー「青春狂走曲」が披露された。
「そっちはどうだいうまくやってるかい こっちはこうさどうにもならんよ 今んとこはまあそんな感じなんだ」という歌詞が、まるで晴茂さんに歌われているようだった。
最後の最後まで、晴茂さんの事には触れられなかったこのライブだったけれど、このライブは間違いなく彼のための夜だった。


この夜は、まさに愛と笑いに溢れた夜だった。

代表曲は控えめに、普段滅多にプレイされない楽曲も多く取り入れられたライブだった。
中でも「テーマ」や「PINK MOON」、「果実」といった選曲に感動した。

このライブを観れたことを、本当に嬉しく思う。
開場前にエレキコミックやつい氏にも一瞬会えたので良かったな。


28日には、渋谷クラブクアトロで追加公演 "1994"が行われた。
こちらのライブは足を運ぶことが出来なかったが、9人編成ライブとは対照的にサニーデイ・サービス正規メンバー2人によるライブとなった。

こちらでは晴茂さんに哀悼の意を表し、献花台がロビー外に設置された。
花に溢れる献花台の写真を見て、サニーデイ・サービスというバンドが、そしてドラマー丸山晴茂が、どれだけ愛されていた存在かが改めて分かった。

26曲・2時間半に及んだ9人編成ライブを超える、36曲・3時間に及ぶかなりのライブとなったようだ。
セットリストは過去と現在が入り混じるものとなっており、「日曜日の恋人たち」といった珍しい楽曲も披露された(個人的に一番聴きたかった!)


サニーデイ・サービスは、来年1月のライブをもって活動を少しおやすみする、とのことだ。
一年間制作に集中するとのことだから、また途轍もない作品が生まれることだろう。

サニーデイ・サービスは、今でも三人だ。
永遠のスリーピース・バンド。

サニーデイ・サービスよ、永遠に。

イヴと月と星と

下手したら、人生で初めて家族以外の人と過ごしたクリスマスイヴだった気がする。

あと、人生で初めてプレゼントを人に渡した。

プレゼントを選ぶという経験自体も初めてだった。
難しいけど楽しい時間だった。喜んでくれたかな。


今日はめちゃくちゃ風が強かったなー。すごい寒かった。
昼に彼女と会って、寒すぎて45分で解散した。

こういう冴えない時間が妙に心地良い。

サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」が脳内を流れる感覚だ。
あの白黒のMVの感じ。あの妙に野暮ったいというか、イナたいあの感じが好きだ。

「PINK MOON」から「星を見たかい?」の流れを髣髴とさせるあの感覚も好きだ。


今夜また新しい月が登る
(赤い屋根の上)

きみも部屋の窓から顔を出せよ
RIDE ON RIDE ON


悲しい調べに乗せて夜は過ぎて行く

心の扉をたたいてくれないか

『M-1 2018』感想

もうなんだかんだで一週間前の事になりましたが、今年のM-1も最高の大会でしたね。

平成最後の今大会、優勝は霜降り明星
コンビ歴僅か6年、二人とも平成生まれの若手がこの戦いを制しました。

まさに、平成最後に相応しい優勝者だったんじゃないでしょうか。
純粋にめちゃくちゃ笑いました。おめでとうございます!!!


今年も「笑神籤」による順番決めで行われたM-1。
トップバッターが如何にもって感じの見取り図だったので、確かに笑いの神様によるお清めが効いてるのかなという気はしました。

なんか、毎年トップバッターは初顔なんですよね。
それでも、トップバッターの重圧を吹き飛ばすような漫才を魅せてくれるのでやっぱり流石だなという気持ちになります。

見取り図の漫才は、トップという事もあって決勝ではあまり評価されなかったけど、好きですよー。
確かに前半部分はそこまで大波が来ないんだけど、その後に効いてくるフリが幾つも入ってますからね。

「マルコ牧師」のボケを皮切りに、良い感じにハマってたと思います。
「あたおか」というワードも見取り図らしくて好きだ。流行らねえかな、あたおか。

2番手はスーパーマラドーナ。正直早かったなー。ラストイヤーだったし、もっと後に観たかったコンビだった。
まぁ、今武智さんが渦中のこのコンビですが…自分はそういうの全然気にしないんで、今漫才見返しても普通に笑っちゃいます。

ただ、審査にもあった通りラストイヤーにしては随分サイコ寄りの攻めた漫才やったなーと思いました。
田中さんが鍵を閉めるくだりが爆発しただけに、その爆発がもっと後に効いてくると良かったんだろうけど、それは出順の都合もあったかなーと思う。

正直準々決勝とかのネタの方が好きだったんですが、ラストイヤーの矜持をひしひしと感じた。
敗退時の武智さんのコメントも、本当に涙出そうになるくらい感動したんだ。なのに、武智何やってんだよー!まぁいいけどー!

3番手はかまいたち。ここも早かったなー。
個人的には、3組の中に残っていてほしかった漫才だったな。めちゃくちゃ完成度高かったと思う。

あそこまで細かい題材の中で、あれだけの喧嘩漫才を作り出せるというのは本当にヤバい。
ちょっとブラマヨの名作「ボーリングの球」漫才を思い出したな。ポイントカードの話題だけでここまで面白くできるというのは。

お客さんを巻き込んでる感じとかも、如何にもその場で口論が繰り広げられているような感じが合って心地よかった。
「分かりにくく説明した」とか山内さんらしい魅力的なボケも多かったし、この漫才は3組に残れなかったっていうのは、今年のレベルの高さを象徴してるのでは。


お次に登場したのはジャルジャル。こちらもラストイヤー組、ラストイヤーの意地を見せつけ最終決戦に残りました!

去年も「ピンポンパンゲーム」という異次元漫才を見せつけたジャルジャル、今年は「国名わけっこ」。
これ凄いネタだった。30代半ばの大人二人がこんなくだらない事で盛り上がってたら、そりゃ笑うしかない。

去年と違う点というと、本当にその場でゲームを楽しんでる感だろうか。
構成が細かい部分まで完全に決まっていた去年と比べて、今年は予選と決勝で国名を繰り出す順番のパターンが違う。

福徳さんは大まかな漫才構成の中で、本当にアドリブで国名を分けていた。そして後藤さんもお客さんの反応を見計らってツッコむタイミングをその場で決めていた。
もはや名人芸というしか他ない。本当に漫才楽しんでるなあという感じだった。「アル、イン、アル、イン!」「ゼンチン、ドネシア、ゼンチン、ドネシア!」のくだりが一番好きだ。

お次も初登場にしてラストイヤー組のギャロップ。
貫禄の漫才という感じだったけど、決勝の空気を上手く掴めないままに終わってしまった。

自分は、他のコンビにはない哀愁漂う自虐感が好きだっただけに、ギャロップが受けた評価に対しては少しだけ悔しかった。
林さんが持つあの哀愁は個性だと思う。そこが伝わり切らないままに終わってしまって残念だ。

そういう意味では、後半戦突入・6番手のゆにばーすも今年は決勝の空気を上手く掴むことが出来ていなくて凄く悔しくなった。
お客さんが妙に重たかった。それに加えて川瀬名人が噛んでしまったりして、導入部分でお客さんを引き込む事が出来なかったんだと思う。

川瀬名人のM-1にかける情熱は重々承知だ。だからこそ、その情熱がまるで空回りしたかのようになってたのが凄く悔しい。
多分、川瀬名人はこんな慰め方されるのが一番嫌いだと思うし、本人が一番その点は分かってるだろうけど。

ゆにばーすは漫才の見せ方が上手い。漫才中のコントで漫才をするとか、アイディアもソリッドだし。今年は最下位に終わってしまったけど、今後確実に男女コンビ初優勝を狙える漫才師だと思ってる。

7番手は敗者復活組・ミキ。プラス・マイナスとの壮絶な戦いを制したミキ。
正直自分はラストイヤーであるプラス・マイナスを応援していたのだけど…ミキも圧倒的実力を敗者復活戦で見せつけていたので、勿論そこに不満は無い。

漫才のスピード感はそのままに、去年と比べると絶妙にわちゃわちゃし過ぎず分かりやすい物に纏まってて流石だなと思った。
終始しゃべくり漫才に徹したにもかかわらず、アクション多めだった去年よりもお兄ちゃんの全力疾走感が増しているのが凄い。

人気も実力も持ち合わせたミキだが、まさか3組に残らないとは…これもかなり番狂わせだ。


さて8番手は、待ってました!!!トム・ブラウン!!!

もう、トム・ブラウンを語り出すと、記事一つ分が埋まってしまいそうなので、詳しい事はまた今度みっちり語りたいなと思う。

「サザエさんの中島くんを5人集めて最強の中島くん“ナカジマックス”を作りたい」という摩訶不思議なみちおさんの導入でお客さんを引き込み、そして一瞬にして置き去りにしていく布川さん。
塙さんの評論が本当にしっくりくる。お客さんがあたかもナカジマックスを待ち望んでいるテンションで語りかけている布川さんが最高に頭おかしくて面白いんだ、この漫才は。

あの「ダメー」というツッコミ、平成最後の大発明なのではないだろうか。

「何なんだよそれ!」とか、「中島くん関係ねえじゃねえか!」とかじゃないんだ。「ダメ」なんだ。
お客さんの皆が待ち望んでいる(と勝手に思い込んでいる)ナカジマックスの製造が失敗した事に対する「ダメ」。

もう、色々言い出したら本当にキリがないので漫才自体の感想はこの辺にして…

かなりお客さんを夢中にさせたとは思うけど、予選で魅せたような大爆発には至らなかったんだろうなと思う。
ホームランか三振かという中で、ホームランには一歩及ばなかったといった感じか。個人的には超場外ホームランだったんだけどね。

しかし、2本目に加藤一二三が出てくる事を伝えた後の「しかも、土の中からですよ?」は最高だったな。あの漫才も最高なので皆に観てほしい。そ~れそれそれ、マンマンマングローブ!


さて、M-1の決勝の舞台がある程度焼け野原になったところで登場したのが、今大会優勝者・霜降り明星。

いやぁ、素晴らしかった。前々から霜降りは面白いなと思ってたけど、決勝でここまで輝いてくれるとは。
ツカミから一気に惹き込んで、何ヶ所も爆発ポイントを作り出し、4分間でその実力を余すことなく発揮していた。

決勝の舞台を縦横無尽に駆け巡り大暴れしたせいやさんのボケに対して、あまりにも的確に、それでいて想像を裏切り、何と言っても超簡潔にツッコむ粗品さん。
「こっから明日、こっから今日!」みたいなせいやさんらしいボケもありつつ、粗品さんのワードセンス光るツッコミも連発されていくので、二人のいいとこ取りって感じの漫才だったな~。

とにかく勢いが素晴らしかった。KOCでのハナコの時も感じたけど、若い力って良いよなあ。いぶし銀とは逆の、若いからこそのとんでもないあの勢いよ!

ただ、いぶし銀というのも素晴らしいのだ。
それを一番感じさせてくれたのが、トリの和牛。ここでトリを引く辺りが凄いなと思う。

正直、出だしは大丈夫か?と思った。「殺す」みたいなワードも飛び出すし、途中まではお客さんの心を掴み切れていないような感じだった。
でもよく考えればこの感情って、去年の「ウェディングプランナー」でも感じた事だった。よく考えれば、和牛がお客さんの心を掴めないまま終わるわけないのだ。

殺す・殺さない論争はあまりにも自然にコント漫才にシフトしていき、まさかの展開を見せていく。
最後の最後に大爆発を持ってくる辺りが素晴らしい。最後の大爆発に向かうためのフリを、しっかりとした時間をかけて作り上げていく感じも流石和牛だ。

ただ、4分間爆発を何度も巻き起こし突っ走った霜降り明星には一歩届かず、和牛は2位通過。1位霜降り、3位ジャル。


最終決戦、トップは3位通過のジャルジャル。
最後の最後で、まさかの挨拶ギャグネタ!そしてその挨拶ギャグのやり合いが、「均等にする」というジャルジャルらしいテーマの下に進んでいく。

1本目以上に二人で楽しんでる感が強くて最高だった。中学生なのかなと思った。多分、二人で漫才をしているときは、中学生のマインドに戻ってる気がする。
もう、やり切ったって感じだと思う。去年、あれだけ面白い漫才で3組に残れずかなり悔しい思いをしただけに。

2位通過の和牛。ああ、凄かった。もうお芝居を観ているような感覚に陥る。
川西さんの「持って来るやろ、本人やから」の一言で導入からグッと掴み、そこから水田さんの理屈っぽいキャラクターが炸裂していく。

相変わらず、川西さんの「言われてないのにやる」感じも最高だ。始めはやや嫌々ながら水田さんの母親役を始めるのに、途中はもうノリノリで「今日はええ天気やからお洗濯物がよく乾くわ」なんて言ってるんだから最高だ。

なんといっても終盤だ。最後の最後で、表情だけで笑いを取った。洗練され尽くした話芸を越えて、表情だけで全ての感情をお客さんを伝えるあの技術!
もはや貫禄の漫才と言っていいだろう。正直、これ観た時点では「霜降りの勢い凄かったけど、これは流石に和牛優勝かな」と思った。

そしてラスト、1位通過の霜降り明星。

「いきなりですが!」「いや楽天カードマンの言い方」というこのツカミだけで、優勝を確信した。和牛には申し訳ないけど前言撤回だ。
1本目の勢いをさらに増して驀進するその姿。優勝に相応しいフルスロットルぶりだった。

「私立!」「しょうもない人生!」などといった粗品さんのパワーワードも炸裂し続けるし、オチも凄く綺麗に決まっていた。
「11、12、13、14、冷房強すぎる!」は、簡潔ながらそのリズム感や語感もかなり洗練された素晴らしいツッコミワードだった。


かなりハイレベルな最終決戦を終え、ラストジャッジ。その結果は、霜降り明星が4票、和牛が3票。
和牛は去年に引き続き3票での惜敗を喫し、これで3年連続準優勝。

かなり悔しかったと思うけど、福徳さんと肩を組む水田さんの姿や、「また2位や~」と言わんばかりににやける川西さんの姿には本当に心打たれた。

松本さんも言ってたけど、今大会には漫才師の一体感があった。
結構重たい空気が続いてた中で、一体となってこの場を盛り上げようという気持ち。それが最終決戦でも感じられて感動した。

そして、最年少チャンピオンが誕生した事に対して漫才師が一体となって喜んでる感じも良かった。
皆が負けた事に納得していて、新たなスターの誕生を見届けているあの感じ。

本当にハイレベルな大会でした。改めて、霜降り明星本当におめでとうございます!!!

激動を抜け12月

12月になった。
今年ももう残すところ一ヶ月。

先日、学園祭が無事終わった。
なんだかんだでもう一週間前のことになる。

激動の11月を潜り抜け、今はそれなりにゆっくりと生きている。
毎日だらけ切った日々を過ごしている程ではないが、それなりにのんびりと、というような感じでまぁちょうどいいっちゃちょうどいい。

書く気になったら、映画撮影の日々を適当に日誌形式に書き連ねよう。

まぁ、書く気になったらね。


あんまり休み暇もなく、次は進級制作に突入する。

「進級制作」って変換しようとしたら「新旧政策」ってなった。
そんな国レベルの大ごとではないのだが、まぁ個人的にはそれなりに大ごとである。

そういう訳で、12月もなんだかんだ忙しい日々を送るのだろう。

だから日誌なんて書く暇があるかは分からない。
まぁ、息抜きしたくなったら書こうと思う。でも、多分本当に息抜きしたい時はサンドウィッチマンのコントを見ると思う。


明日はM-1だ。

誰が優勝するんだろうか。

やっぱり和牛か。
それともラストイヤーのスーパーマラドーナ、ジャルジャル辺りか。

かまいたちがKOCと合わせて二冠の称号を得るか。

まさかの大穴トム・ブラウンが大爆発するか。

その他諸々、色々楽しみですね。
M-1終わったら、感想なるべく早めに載せたいですね。

「ふざけの免罪符」の話

気付けばすっかり霜月だ。もはや霜月騒動だ。
あ、霜月騒動っていうのは鎌倉時代に起きた騒動です。

ハロウィンもすっかり過ぎ去って、いよいよ本格的に師走に向かうだけというような様相を呈している。

皆さんはハロウィンナイトどうお過ごしでしたか?

「俺は皆とは違う」みたいな感じで、敢えてちょっと古い一発屋の仮装とかして、バカスベってしまったりはしませんでしたか?


自分はハロウィンの夜は学祭映画の撮影でした。

自分の通ってる専門学校、LINEのアルバムとか見てると去年は結構盛大にハロウィンやってるんですよ。

今の2年生(即ち去年の1年生)の代って、結構活発な印象を持つんですよ。
今年の1年生って、自分含めそこまで積極的に行動を起こすような人がいないので、特にこれといってイベント事を盛り上げる感もないんですよね。

それでも、31日の撮影はちょっとハロウィンと甘被りするような部分があって楽しかった。

詳しい事は言えないけど、血糊を使った撮影だったので、ちょうど良かったな。
「ちのり」って、変換する時「血糊」より先に「地の利」が出ますね。

ライトが点かなくて1時間以上撮影が停滞したり、いざ撮影が終わったら血糊の掃除が大変だったりとバタバタしてたけど、なんだか凄い楽しかったな。

ぶちまけた血糊、リキテックスが混じってて全然落ちなくて、大変だったな。
夜だったからよく見えなくて、落ちた!と思ってたら全然落ちてなくて、大大目玉(だいおおめだま)だった。

そういうトラブルも含めて良い日だった。


突然ですけど。
渋谷のハロウィン騒ぎで、トラックを横転させるだとか、窃盗やら痴漢やらが多発しただとか、そういうニュースあったじゃないですか。

あれについての議論って散々されたんで、今更言うのもサブいんですけど。

あぁいう、「一線を越えたふざけ」みたいのって、やっぱりバカスベってますよね。
やりすぎてバカスベってるやつ。大人になってもあぁなんだから、きっと中学高校とか、大学時代なんてのもバカスベってたんだと思います。

文化祭とかって、どうしてもふざけたい訳じゃないですか。お祭り騒ぎだし。
でも、それって適度なふざけ方ってのがあって、越えちゃいけない一線って当然存在するわけですよ。

まぁ、結局どこかで迷惑かけちゃってる部分はあるわけで、文化祭なんて先生やら事務やらに顰蹙買う行事みたいな部分もあるとは思います。
でも、そんな中でも買っていい顰蹙と、買ってはいけない顰蹙ってあると思います。そういう線引きって。

そりゃ、迷惑かけないのが一番いいんですよ。
でもそれって所詮綺麗ごとなんで、楽しんでる連中に「迷惑かけてるぞ」って忠告するのってある程度野暮な事ではあるんですよね。


例えば、高校生バンドが初めてライブハウスでライブをしたとします。

友達もいっぱい呼んで、本来なら聴くに堪えないような下手くそなライブだけど、大盛り上がりするわけですよ。
で、テンション上がって、本当はダメなのに友達連中も壇上に上がっちゃったりして。

そんなどんちゃん騒ぎ見て、ライブハウスのスタッフはウンザリしてるでしょう。裏でPAさんとか舌打ちしてるでしょう。

まぁ、この場合ライブハウスのスタッフに迷惑かけてるのは厳然たる事実。
でもそういう尺度で計れない「青春のテンション」みたいなものって、きっとありますよね?

勿論、そこで未成年なのに酒飲んじゃったとか、騒ぎに乗じて痴漢行為を働いたとかなったら、そりゃもうアウト。
犯罪行為ほどバカスベってる行為はないからね。未成年飲酒とか痴漢とかって、本当にスベりの極みですから。

だからまぁ、至極当たり前な話になっちゃうけど、「やっていい事と悪い事がある」ってそれだけの話ですよね。

なんか、それが分からない人が大人になってもあぁいう騒ぎを起こしてるのが情けない。
もう大学生ぐらいでやめとけって、それは。大学生ならまぁ、百歩か千歩譲って許せる節はあるよ。ダメだけど。


急に話ズレますけど、学校の中って、一種の治外法権だと思いません?
高校生でも大学生でもそうなんですけど、学生って一種の「ふざけの免罪符」持ってると思うんですよ。

学生って、一般社会じゃ出来ないようなふざけを容認してもらえてる気がするんだよね。

だって、大人になってから文化祭って無いじゃないですか。
だから結局ハロウィンみたいなイベントで騒ぎたくなるんですよ。ちょうど秋だし。

そりゃやり過ぎるのは良くないけど、あれって一種の大人のガス抜きなんだろうな~と。
この圧迫感のある社会を生きる上で、一年に一度ぐらいは仮装して街を練り歩くぐらいのふざけを必要としてるんですよ、きっと。

そう考えると学校って、常にふざけのガス抜きを出来る適切な場所なんじゃないかな?
やり過ぎそうになったら止めてくれる大人もしっかり居るし。システムとして凄く綺麗な気がする。

そういう場所で「やってはいけない事の線引き」を学ぶ訳だし。
まぁ、それを経ても学ぶ事のできなかった人も存在するわけで、そういう人がハロウィンで捕まったんだろうけど…


結局何が言いたいかっていうと、「俺達のふざけは青春ってことで許してくれ!」って事ですよね。

正直、映画撮影する上で、学校に迷惑って多かれ少なかれかけてるんですよ。
それでも、学生時代というかけがえのないひと時を、味わわせてくれよ!って。

一般社会に放り出された瞬間、ルールで雁字搦めにされる。その前に少しだけ、この治外法権を楽しませてくれ!

ライブハウスのスタッフが眉をひそめる中、舞台上で学生がはしゃぐようなあの青春を、ちょっとだけでいいから味わいたいんだ、今俺は!


この映画撮影が終わったら、撮影の日々を軽い日記にでもしよう。

別に日記つけてるわけじゃないけど、撮った写真とかLINEの会話とか見返して、思い出しながら言葉を紡いでいこう。

色々あったりしたけど、順調に撮影は進んでる。
来年どうなるか知らんけど、とりあえず今を全力で楽しみ切るぞ!

S.F. colour

最近めっきりブログを更新しなくなってしまった。

文章を書きたい気持ちは常に持っているつもりだけど、最近は学校から帰ってきては疲れて寝るだけの毎日で、すっかりブログに向き合う時間が減った。

最近は学校が閉まるギリギリの時間である7時まで学校に居ることも多くなり、帰ってきたら8時半。
疲れながらも夕飯食べて録画してたテレビ見てPC触って、とかやってたらすぐに寝る時間になっちゃいますもんね。

何せ朝に弱い自分ですから、次の日の授業が朝からなんていう日はなるべく早めに寝なければいけません。
今日も朝から素描で大あくび大連発、涙がツーっと流れるほどのマックス眠みが押し寄せてきて大変でした。


最近なんでそんなに学校に入り浸っているかというと、日々学祭の映画撮影をしているからなのです。

学祭で流す映画チームに参加してまして、しかもその映画の主役をやってます。
そんな訳で午後の授業が終わったら毎日撮影と言った感じの日程を過ごしておりました。

今日は久々に撮影が無く午後の授業が終わったらすぐ帰って来たんで、いつもよりは余裕のある一日になりました。

しかし、映画撮影ってめちゃくちゃ大変なんですね。

台詞を言いながら動くのがこんなに難しいとは思ってませんでした。
本読みの段階では「ナチュラルに読めてるね!」なんて言われてたのに、本番になったら全くこなせず虚しくなりました。

たまたまつけた「赤い霊柩車」、ずーっとワンカットで撮ってるシーンがあってビビりました。
この凄さって、自分達がやってみて初めて気付くんだな~と。ワンカットで出来ねえって、あんな演技。

大村崑がどれだけ偉大かがよく分かりました。あんな自然な演技が出来ればいいなあ。


演じるだけではなく、自分が出演していないシーンのカメラも担当しています。

カメラと言ってもiPhoneのカメラです。最近のiPhoneは性能がバカ高いので、普通にビデオカメラ並みの映像が録れちゃうだよね。

自分が出演してないシーンの撮影はバカ気が楽です。
終始和気藹々とした空気感で楽しかったですね。自分がNG連発した時は、プレッシャーで押し潰されそうになったので。

とはいえ、なんとか多少慣れてきて、台詞とそれに伴う演技の流れをある程度把握できるようになりました。
アクターが如何に凄い存在かよく分かったし、己の向上心に繋がる体験になっていると思う。


それ以外にも学祭はなんやかんやとあって、しかも学祭が終わったらすぐ講評会があるんで、もう大忙しです。

自主制作、全然手を付けてません。アイディアだけ。
なんだか間に合うのか心配ですが多分なんとかなると思うので、まだ焦らないでおこうと思います。

最近毎日ねむい。

『キングオブコント2018』感想

先週の土曜日にキングオブコント2018が開催され、無事閉幕しました。
無事と言っていいのかよく分からんけど。

とにかく今年は運営が余計な事をしまくって、大会が始まる前から批判が相次いでいたけど、決勝自体はかなりレベルの高いものだったかなと。
ただ、ファーストステージが皆面白かったのに対してファイナルステージがあまりハネず、竜頭蛇尾な感じの大会になってしまったのは残念だった。

正直それも、全て運営によるルール改訂が呼んだ悪い結果だと思う。
コント披露時間が5分になった事で間延びした組が多かったし、ファイナルステージに3組しか残れないルールが結果的にあの尻すぼみ感を増幅させたわけで…

そして今年一番運営が躍起になって宣伝していた「決勝進出者当日発表」も、これと言って盛り上がらず、普通に発表していればよかった感が強すぎた。
なんだか全て空回りしていて悲しくなる。なんなんだろう。


何にせよ、今年の優勝はハナコという結果に終わりました。
正直ほとんど見たことなくてノーマークだったんだけど、コロチキパターンで若い勢いで優勝をもぎ取りましたね。

それでは、全コントの感想を…評論とかではなくただの感想なので、拙文ですがお許しを。


ファーストステージ

やさしいズ 【復讐】   86点
トップの重圧がかかる中、かなりウケてたと思う。ただ、トップじゃなければ確実にもっと評価されたネタだろうし、自分ももっと純粋に笑えただろうなと思う。現に、リアルタイムではあまり声に出して笑わなかったが二回目は素直に笑えた。名前も一切世間に浸透していない中シークレットルールで登場させられてさぞ緊張しただろうけど、溜めて溜めての「工業出てるんで」で拍手笑いを引き起こせたのはデカい。演技過剰な佐伯のキャラクターと、気の抜けた独特な空気感を持つタイとの温度差が非常にマッチしており、「聞いてるから泣いてんのよ」や「マジセグウェイ」など諧謔的ワードが飛び出しまくる。そんな中でも、「実家公文?」はもっと大爆発していいワードかな。ただ、溜めて言うボケに頼りすぎてる感も否めないとは思うので、ツッコミで笑いが起きるシーンだったり、構成の妙で魅せられると点数は伸びるのだろうなと思う。やさしいズの魅力は今のままでも十分なんだけどね。

マヂカルラブリー 【傘泥棒】   95点
M-1の雪辱を完全に果たした一作だと思う。「日常のどうでもいい場面がループする」という発想は今大会ピカイチ。しかも、野田のキャラクター性が乗っかった事によって途轍もないコントになっている。村上の「こんなとこじゃなくない!?」というツッコミが綺麗にハマった感じがあり、「マヂラブが会場に受け入れられた!」と勝手に喜んだりした。傘がループのスイッチになってるとか、右まで行くとループするなどの法則性も上手くコントに利用されている。おじさんが「なんかループしてない?」とループに気付く展開も良かったなぁ。ラストでの、野田が村上をループから引き戻すシーンは最高に面白かった。その前の野田の怒り方も笑っちゃうんだよなぁ。「一体何が始まるんだ?」というワクワク感と、ネタバラシ後の満足感が綺麗に釣り合っていて、出順がもっと後なら点数は確実にもっと伸びていた。それだけの爆発力を秘めたコントだったと思う。

ハナコ 【犬】   89点
うん、こういうネタが決勝では映えるだろうなと思う。岡部の表情や言い方を最大限に活かしたネタだ。ただ、発想自体はTwitterやインスタで見る犬マンガみたいな感じで、犬を擬人化する手法も特別真新しさは無い。ただ、それでもこれだけウケた理由はひとえに“上手かった”から。「毎回嬉しいんだよね!毎回なのよ!」の言い方とか、意外と真似できない絶妙な面白さだと思うのだ。オモチャで喜ぶシーンなんて、外見も声も言葉遣いも完全に人間なのに何故か犬に見える。これは若手には稀有な表現力だったと思う。ただ少し残念なのは、菊田の使い方。ハナコの最大の肝は菊田の存在なんだけど、このコントではその存在力はあまり活かされていない。菊田を終盤に出して「犬が人見知りする」というあるあるを表現したいのは分かるけど、はっきり言ってあのシーン無くても成立する。2人でも出来るっちゃ出来るコントだ。そういう意味では少し残念だった。

さらば青春の光 【予備校】   92点
去年からずーっと噂に聞いていたネタ。正直ネタの内容をなんとなくネット上で見てしまっていたが、それでも笑えた。「コテコテの熱血予備校教師風の男がただ鼓舞するだけの人」という設定バラシのコントなんだけど、森田のキャラクター性が面白いおかげでバラシ前にも笑いが来てる(これは去年の「パワースポット」にも通ずる)。超前傾姿勢で教室に向かってきてからのピラミッドを書く天丼は、さらばには珍しい純粋な馬鹿馬鹿しさだったと思う。バラシから次の展開までのスピード感が良かった。さらばはそこが疎かになる事があるので。「うるさくしてる人、どうぞ帰ってください」からのピラミッドの流れ、完璧すぎる。ただ、森田のキャラクターが強すぎた事による短所は、東口が「常識人の立場」と錯覚されてしまったこと。このコントはダブルボケであって、東口の台詞ももっと爆発していいと思う。「冬何してんのとか言わんでええねん!」とか良い台詞だ。そして終盤は、東口がキレてからのくだりがあまり会場にハマらずやや失速気味に見えた。ドア越しの森田の姿とか、もっとザワザワ笑い起こってもいいんだけど。そういう訳で惜しくも1点差で4位となり、ラストイヤーの彼らは2本目を披露する事すら叶わなかった。普通にめちゃくちゃレベルの高いコントだと思うけど、去年の2ネタがあまりにも高品質すぎてハードルが上がりすぎていた感もあると思う。

だーりんず 【お会計】   87点
だーりんずらしい、綺麗な台本のネタだ。このネタがあまりウケなかった理由って、明らかに客層の偏り方が原因なのでは。やっぱり、老若男女しっかりバランスの取れた客を入れるべきだよなあ。りんすの絶妙なオッサン加減は2015年からさらに磨きがかかっているのだけど、小田ちゃんの“悪気の無いバカ”感にもかなり拍車がかかっていてついついニヤけてしまう。。「パニックペイ」というワードは見事だったなぁ。しかしその分「ハッスルピエロ」は少し見劣りしたか。小田ちゃんが舟盛りを勧めて伏線張るシーンからの残金発表のくだりが最高だ。無銭飲食のくだりが全然ウケないのは流石にちょっと違和感を覚えた(松ちゃんの後ろの女が全く笑う気無さそうな顔でムカついた)。そして最後はちょっとほっこりさせる辺りがだーりんずらしい。そしてこのネタ、過去4年の中で最も審査員内の得点数に差がついたネタだ。松ちゃんの80点は流石に厳しく感じたな。客ウケに惑わされてる感があった。

チョコレートプラネット 【監禁】   90点
コント中盤までは松尾一人が舞台に立ち、長田はボイスチェンジャーを用いて舞台裏でリアルタイムで松尾とやり取りをし、それを映像で流すという手法のコント。このネタ、「松尾がただうるさいだけのネタ」みたいに思われる節があるけど、肝はそこではないと思う。うるさい松尾に対する長田のリアクションこそが見るべき場所である。「群馬、群馬県!群馬県の山!」のくだりはやっぱり素晴らしい。その分、「鈴木たけし」のくだりはそのネーミングが少し安易に感じた気も…ただ、その後の臭いのくだりでの二人の「教えろ!」が交錯するシーンは良いくだらなさだ。変な器具を見つけてくるシーンも良い。そしてとうとう長田が舞台に出てくると、長田とは違う謎の男の声が。そんな男の声を無視して勝手に器具を取り付けて喚く松尾のサイコっぷりよ。最終的に、第三者に向けて「教えろ」をこだまさせる二人という構図で終わるのも締まりが良かった。ただ、478点は些か高すぎる気も…

GAG 【居酒屋のバイト】   92点
やっぱり俺、GAGの世界観が大好きだ。これはGAGにしか出せない空気感だ。そして去年より確実に馴染み始めている。福井のツッコミが本当にいちいち自分の琴線に触れてくるのだけど、それが去年よりさらに面白く感じたのは単純に去年は標準語に縛られていたからのような気がする。宮戸の女装も相変わらずスーパーブスなのに妙な魅力を醸し出していて、GAGの恋愛ネタには欠かせない存在だ。このコントは福井が盛り上がり始めるくだりからが最高で、何と言っても「一万人!」からの「今一番いらんおふざけ~!」のくだりはあまりにも馬鹿馬鹿しすぎて個人的今年ベストシーン。視覚的にも聴覚的にも、B級ドタバタコメディ感が気持ち良い。そんなドタバタコメディにもかかわらず、終盤の宮戸がビールを飲み干すのを二人がただただ見つめるシーンは実に映画的だ。「無くなるな…無くなるなって!」と泣きながら懇願する坂本の姿、「切ない恋の砂時計やで!」と後ろに崩れ落ちる福井の姿は笑いを通り越して感動さえ覚える。「俺達は、自分の無力さを感じながら…」の部分はまだ会場の空気にはハマり切らなかったな~。あの台詞が準決勝では大爆発したに違いない。実力はもう十分、後は世間に馴染むだけのトリオだと思う。いやぁ、好きだ。

わらふぢなるお 【空質問】   91点
会話メインのコントでここまで面白いコントはそうそうないと思う。まさかこういうタイプのコントをわらふぢが演じられるとは思ってもみなかった。割と緩やかな始まり方だったと思うけど、“空質問”のシステムが伝わり出してからは、「逆撫でされるんだよね」からの「神経をですか?」を皮切りにいしわたの空質問がドカンドカンとハマる。「これ店長の背中ですか?」みたいなサイコボケも、「巡査長ですか?」というバカなボケも見事に心を捉えてくる。特に前者は絶妙な気持ち悪さがあり、銀シャリの「僕が警察です」のような奇妙な感覚が心地良い。「ザ・クエスチョンマン」に対する「はい」みたいなズラしも上手い。会話メインの中、接客がそつなく出来るシーンを挟んだのもしっかりアクセントになってた。ただ、オチのサイコな感じはちょっとよく分からなかったかな。空質問ラッシュが巻き起こるバージョンもあったらしいので、ネタを改訂する前の状態も見てみたかった。

ロビンフット 【彼女の年齢】   97点
素晴らしい。今回間違いなく一番の良作。今回ネタ時間が5分になった中で、一番5分を綺麗に使ったネタだった。結婚相手の女性に戌年という情報しか教えてもらっていない息子。そんな相手方の年齢を、息子の口から出る情報から憶測していく父親。その掛け合いがあまりにも熟練されていた自然さを持っている。おぐの見かけも絶妙に初婚の38歳感があるし、マー坊の佇まいも絶妙に67歳感があり、そんな風貌から飛び出す「48や!」の言い方が最高に面白い。「よんじゅうはぁちや!」って感じの言い方。「72じゃね?」の変化球も巧い。そんなマー坊の自然な演技のおかげで、12歳ずつ年齢が跳ね上がっていく様子は見ていてめちゃくちゃ気持ち良い。「トメちゃんは48や!」と36歳の線を諦めるおぐの姿も良い感じの哀愁リアリティだ。「お父さんの二個上やからや!」みたいな台詞にも、受け手に違和感を覚えさせない工夫とリアリティがあって笑ってしまう。そして何と言ってもユーミンの曲を流すタイミングが天才的で、「春よ、来い」が流れる中、マー坊が放った「章弘ぉぉ!幸せに、なれよぉぉ!」は鳥肌モノだった。因みに、おぐはこの大会の前日に実際に入籍しており、そんな状況だったからこそあそこまでマー坊も心込めて台詞を言えたんじゃないかな~とも思ったり。さて、地味のこのネタの凄い所は、今年しか出来ない事だ。24歳というミスリードを狙うための昭和24年生まれという設定では、69歳という70歳手前の年齢が算出されるのが今年だけ。従って、この最高の展開が演じれるのは今年だけだ。見れて良かった。まさしく大会最年長だからこその熟練された演技と構成力による大傑作だった。

ザ・ギース 【サイコメトラー】   89点
珍しく、かなりガッツリ映像を使ったコント。しかしその本質はギースらしい綺麗な伏線が張られたコント。証拠品をサイコメトリーで視るも、犯人以上に想いの強い作り手の映像が浮かぶというボケに、しっかりそのあと説明の付く理屈があるのが凄い。尾関がサイコメトリーした証拠品は、実は犯人だった高佐がでっち上げた偽の証拠品で、高佐はわざと職人の業に気を引かせて体力を消耗させていたのだ。何気にコントの始まりでは、高佐がライターを探していたりする。ただ、高佐が計算外だったのは、本当に予想以上に作り手の想いが強すぎた事で、尾関が護身する度に職人の顔が浮かぶシーンは最高に馬鹿馬鹿しい。「単純に体格差で勝った」って台詞もさりげなく馬鹿で良い。ただ、オチがなぁ。ボケのズラシとしてはアリだと思うけど。単純に、決勝で下ネタやって得って一つも無い気がする。


ファイナルステージ

ハナコ 【捕まえて】   95点
これは良いネタ。1本目であまり感じられなかった「トリオの必要性」が、このネタにはある。ほとんど2人しか出演していないのに、トリオでしか成し得ないネタという今までに無かったタイプのネタだ。秋山が岡部を追いかけるシーンがとにかく秀逸で、これは二人の足並みがしっかり揃わないと作れないシーンだったと思う。捕まえようとする秋山を岡部が振り切ってからの加速シーンとか、舞台上で演じているとは思えない只ならぬ表現力を感じた。そしてこのコントの馬鹿馬鹿しさは、菊田が登場してから一気に拍車がかかる。菊田が「ノンノンノン」ってやるシーン、これは菊田じゃないと絶対に出せない絶妙な腹立ち具合だ。岡部の女装が意外と様になってる(こういう女子いるよな~って感じの出で立ち)のと対照的に、菊田の女装が絶妙に偽物感が強いのもこのコントの基盤になってるような気がした。あと、岡部の顔がところどころ藤井隆に見えたり若い頃の曽我部恵一に見えたりした。そして何よりもオチが見事で、「幸せー!!」に被せる「女子むずー!!」というツッコミが全てを収束させた。このコント、オチ付けるのすげえ難しいと思うんだよ。そんな中で、なんであんなに走ったかとか、菊田の存在とか一切説明してないのに、あそこで「キスして」って台詞を入れられるのすげえと思う。演技と構成の妙、共に結成4年目とは思えぬ実力を見せつけられた。

わらふぢなるお 【超能力】   85点
これは、ちょっとわらふぢっぽくないなぁ…。ただ、随所にわらふぢらしさが散りばめられていて、凄い好きなくだりも幾つもあるので一概に否定も出来ない。序盤の「知らねえよ」や「すげえ使ってんじゃねえかよ」みたいな、口笛なるおの冷静なツッコミが好きだ。全体的に、「頑張れば抵抗できる超能力」や「変な顔をしないと心が読めない」みたいな大きなボケよりも、その後に挟み込まれる細かいボケの方が面白かった。「おっとあぶない!首がつるとこでしたよ」「バカじゃねえかよ」みたいな細かいくだりでついつい笑ってしまう。「食後ですよ」に対する「使わねえよ」というツッコミの後にサラッと言った「焼きプリン食べるわだったら」はもっとウケるかなと思った。多分、会場がわらふぢに求めてたのはこういうファンタジー系の設定コントではなく、1本目みたいなちょっとずつ腹立たせるような会話コントだったと思う。

チョコレートプラネット 【棟梁】   83点
ロッチった。恐らく、この流れでは会場が一番求めていないタイプのコントだったのでは。そういう点もロッチっぽい。恐らく2014年の名作コント「ポテチ」のようなコントを作りたかったのだろうけど、審査員評通りあまりにも小道具に頼りすぎてしまった。長田の小道具見せたい欲が高ぶり過ぎた結果、小道具大喜利に走りすぎた余り、構成面が随分疎かになってしまった。きっと想像内ではキラーワードになり得る筈だった松尾の「意識たけ~」が空しい。そもそも、“意識高い”なんて言葉が出来るずっと前からそういう人の事をネタにしたコントが沢山あった中で、いくらその設定を棟梁というギャップのある職業にハメても今更感が否めない。ビジネスで使われる意識高い系のカタカナ用語を並べるボケは、流行り廃りの早い現代では既に鮮度がだいぶ落ちている。オチぐらい馬鹿馬鹿しいボケを乱発できれば可能性もあっただろうけど、全体的にボケが小さすぎた。無念。



ファーストステージは、460点超えが5組も飛び出すなど、かなり高い水準の戦いだったような気がします。
だからこそ、普通に今までの5組進出ルールで観たかったな、と…そしたら、さらばとロビンフットの2本目も見れたのに。

チョコプラ、わらふぢ、ハナコのファイナルステージ進出は妥当だと思います。会場ウケの順番通りだしね。
ただ、芸人審査だったらまるっきり変わってただろうなぁと思うと、やっぱり2013年までのルールが一番良かったなぁ、と。

個人的トップ3はロビンフット、マヂラブ、さらば or GAGでした。
正直、さらばはファイナルステージに残れば普通に優勝してたのでは…残念無念。

さらばは本当に今年をラストイヤーとするんでしょうか。だとしたらこんな悲しいことない。まだまだもっと頑張れる筈なのに。
GYAOでの生配信で小峠氏に結構マジめに説得されてたので、来年森田氏の考えがどう転ぶかはわかりませんけども。

ていうか、GYAOの打ち上げ生配信良かったな。あれはこれからも続けてほしい。まぁ、ガッツリM-1の真似してる感は否めないけど。

惜しくも最下位に終わったやさしいズも、放送中名前を何回も連呼されて、結果的に名前が知れ渡って良かったなと思います。仕事も入ったみたいだし。

因みに、後で見返してから一番笑ってしまったくだりは、わらふぢファイナルステージ進出確定時にふぢわらが放った「夢みたいです~。まぁ夢なんでしょうけど」です。
全然ウケてなかったけどね。会場の方の声と被っちゃって。言ってから「あ、届いてないな」みたいな顔するふぢわらと「何やってんだ」って顔してる隣のなるおの顔が最高だった。

ふぢわらのボケ、他にない絶妙なサイコ感があって好きなので売れてほしい。
あと、GAG坂本の電卓出すくだりも好きだった。打ち上げでもボケ仕込んでたし、そのしょうもなさがクセになるのでもっと平場も見てみたくなった。


とりあえず、コント師の方々は最高なので、後は運営がやる気を出すだけかなと。
今年はルール改訂の地獄っぷりもさることながら、運営のやる気の無さがかなり目立ったなぁ。

Twitterで句読点の使い方がおかしい怪文章を投稿したり、準決勝進出者32組の動画を出すと言っておきながら、25組出したところで何故か更新をストップさせたり…
残り7組の動画、とうとう決勝当日になっても投稿されなくて、未だにお蔵入り状態ですよ。何このやる気無さ。

ルールもしっかりした物に戻してほしいし、M-1を真似するなら運営のやる気ありっぷりを真似してほしいです。
M-1運営のような、芸人ファーストの番組作りを心掛けてほしいよね。あの番組、本当に芸人への敬意が凄い。

来年は決勝進出者当日発表も絶対にやめてね!頼むぞ!

何はともあれハナコおめでとう!悲願のナベプロ優勝~!!

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